質屋とリサイクルショップの違いとは?メリットとデメリットも紹介

2024/03/27

質屋とリサイクルショップの違いを知っていますか?
質屋とリサイクルショップの違いについて詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに質屋とリサイクルショップの違いについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
合わせて、質屋とリサイクルショップのメリットとデメリットなども解説していきます。

今回は以下の事について解説します。

・質屋とは?
・リサイクルショップとは?
・質屋とリサイクルショップの違いとは?
・質屋のメリットとデメリット
・リサイクルショップのメリットとデメリット
・質屋とリサイクルショップどんな人におすすめ
・質屋とリサイクルショップどちらがおすすめ

質屋とは?

質屋では、質入れと買取サービスの両方を提供しています。
買取サービスは、物を査定して買取価格を提示し、ブランド品や貴金属を扱っています。
一方、質入れは質屋独自のサービスで、品物を預けてお金を借りることができます。
物を取り戻すためには元金と利息を支払いますが、返済できない場合は物の所有権を店舗に渡すことで返済を免れることも可能です。

リサイクルショップとは?

リサイクルショップは、品物を買い取って現金を提供します。
取り扱う物は店舗によって異なり、ブランド品に特化した店舗などがあります。

質屋とリサイクルショップの違いとは?

質屋は、物を担保にして融資する権限(質屋営業認可)を持っていて、それに基づいて業務を行っています。
さらに質屋では商品を売買するための許可(古物営業認可)も取得しています。
一方、リサイクルショップは、商品の売買以外の営業は行わないので、物を担保にしてお金を借りることはできません。

質屋とリサイクルショップの詳しい違いは以下のとおりです。

・物の扱い方

物の取り扱いは、質屋とリサイクルショップでは異なります。
質屋を利用する場合、お金を借りる代わりに物を預けます。
物を取り戻すには元金と利息が必要ですが、通常は返済できれば物を取り戻すことができます。

一方、リサイクルショップでは品物を売ることで現金を得ます。
一度売ると物は戻ってきません。
質屋で買取サービスを利用した場合も同様です。
不用品を処分したい場合、高価な腕時計やブランドのバッグなどは質店などを利用すれば高く買い取ってもらえます。

しかし、安物の衣服などは質店では値がつかない場合もありますので、注意が必要です。
リサイクルショップならブランドや高級品に関わらず、買い取ってもらえます。
状態が悪い物でも売れる可能性があります。
引っ越し時に不要になった品物などをまとめて査定してもらえるので、一気に不用品を片付けることができたりもします。

・査定額

質屋とリサイクルショップは、物を査定する基準は共通していますが、相場変動の扱いが異なります。
質屋では3ヶ月の相場変動を考慮して査定するため、リアルタイムの相場よりも査定額が低くなる可能性があります。
一方、リサイクルショップでは売った時点の相場を反映します。
相場変動を考慮しないため、質屋よりも高い査定額が出ることがあります。

質屋のメリットとデメリット

全国の質屋は約2000軒存在し、リサイクルショップの増加に伴い、質屋の数は減少しています。
質屋の大きなメリットは「質入れ」です。
質入れとは担保を預けて融資を受けることです。
顧客が持ち込んだ物を査定し、査定額を3か月間貸し出し、3か月後に貸し出した額と利息を支払うと預けていた物が返却されるシステムです。

支払いが行われなかった場合、預けた品は質屋の所有物となり、店舗で販売されます。
支払いが行われなかった物を「質流れ」と呼びます。
デパートなどで質流れ品の特設会場が設置されることもあります。

リサイクルショップは、一度売却した物を取り戻すことができませんが、質屋の質入れでは支払いをすることで物を手元に戻すことができます。
手放すことを迷っている場合でも安心して利用することができます。

扱っている物が少ないというデメリットがありますが、専門性が高く、詳しく物の鑑定が期待できたり、査定が早く、目の前で査定結果が分かるので納得いく説明が受けられるというメリットもあります。

リサイクルショップのメリットとデメリット

リサイクルショップは、ブランド品など顧客が持ち込んだ物を査定し、査定額を支払うシステムです。
限定品、シーズン物なども多く取り扱い、セレクトショップのようにファッショナブルな店舗も増えているので、不要になったブランド品をリサイクルショップへ持ち込み、受け取った査定金で新しいブランド品を購入する人も増えています。

質屋は担保として受け取り融資することから、リサイクルショップと比べると査定額が低くなる傾向があります。
質屋よりも扱っているものが多かったり、店舗の数が多いのがメリットですが、扱っている物が多い分、専門性がなく、リモートで本部に査定をしてもらっている場合があります。

質屋とリサイクルショップどんな人におすすめ

質屋がおすすめな人

リサイクルショップでは物を手放すことになりますが、質屋では返済すれば物を取り戻せます。
大切な物を手放したくないけれど一時的にお金が必要な方に最適です。
預かり期限内にお金を工面すれば、質流れの心配もありません。
急な出費にも柔軟に対応できます。

リサイクルショップがおすすめな人

リサイクルショップは、質屋よりも高い買取価格が期待できます。
品物を手放す代わりに、より多くのお金を得られるのが特徴です。
元金や利息の返済も必要ありません。
お金を効率的に手に入れたい方や手間やコストを節約したい方に最適です。
不要な物の処分にも便利です。

質屋とリサイクルショップどちらがおすすめ

査定額の観点から見ると、リサイクルショップが有利です。
その理由はシステムの違いにあります。
質屋では、担保として商品を預けて融資を受けることが目的です。
そのため、融資される査定額は融資側が損しない程度になります。

一方、リサイクルショップでは、持ち込まれた商品の価値を鑑定し査定します。
鑑定士は価値の高い商品には高額査定を提示します。
そのため、リサイクルショップの方が高額査定を受ける傾向にあります。
しかし、商品を購入する場合は状況が逆転します。

質屋は商品を担保として仕入れているため、リサイクルショップと比較して安価で仕入れ、販売時も安価な価格で提供できます。
しかし、リサイクルショップは査定時点で高額を提示していますので、質屋と比較して販売時も高額となります。
そのため、買取を依頼する際はリサイクルショップを、購入する際は、質屋を選ぶことがおすすめです。
未練が残る物の場合も質屋を選ぶと良いでしょう。

大阪の天満・天六の質屋で質入れや買取をしたい方はまるみや商店へ

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・ゲーム機
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まとめ

今回は、質屋とリサイクルショップの違いについて詳しく紹介しました。
質屋とリサイクルショップの違いについて詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして質屋とリサイクルショップの違いについての知識を深めて下さい。