質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツを知っていますか?
質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツについて詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツからみていきましょう。
この記事では以下の内容について解説します。
・質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツ
・買取できないお酒はどんなお酒?
質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツ
外箱や鑑定書があると高く売れやすい
お酒は購入時の付属品がすべて揃っていると、高額買取につながりやすくなります。
以下のような付属品があると高評価につながります。
・お酒が入っていた外箱
・お酒の説明書
・鑑定書(ギャランティーカード)
・替え栓
お酒はコレクションとしての需要があり、コレクターの方は付属品まできれいに揃っている商品を好む傾向があります。
また、リサイクルショップなどで買取してもらう場合、基本的に未開封のお酒のみが買取対象となります。
箱が揃っている場合も新品・未開封の状態で査定を受けるようにしましょう。
箱がない場合は、ボトルが未開封であるか確認してください。
開封してしまっている場合、基本的には査定を受けられません。
特にブランデーやウイスキーなどは売れやすい
お酒にはさまざまな種類があり、高額買取につながりやすいものも存在します。
以下の4種類のお酒は特に高額買取が期待できます。
・ブランデー
・ウイスキー
・ワイン
・日本酒
実際にどのような価格で買取が行われたのか、いくつかの例を見てみましょう。
ブランデーは果実を原料とする蒸留酒の総称です。
アルコール度数が高く劣化しにくいため、「自宅で長期間置きっぱなしになっていた」場合でも売却できる可能性があります。
特にフランスのコニャック地方で作られるブランデーは人気があり、「コニャックの王様」とも称されるヘネシーは中古市場でも高い評価を受けています。
ワインは銘柄や年代によって高額買取が期待できるお酒です。
シャトー・ムートン・ロートシルトはフランスの銘醸地ボルドーの中でもトップクラスのワインで、高級ワインの代名詞ともいえる存在です。
シャトー・ムートン・ロートシルトのワインは毎年有名画家がラベルを描くことで知られ、1993年のものは2種類のラベルがあるため、コレクターに人気があります。
ボトルやコルクに大きな傷があるものはNG
高額買取が期待できるお酒であっても、再販できないお酒は買取対象外となります。
ボトルやコルクに大きな傷があるものは、中身が劣化している可能性が高く、買取不可になることがあります。
また、買取の際にはお酒が本物であるかを確認するためにラベルが念入りにチェックされます。
銘柄がわからないほどラベルが汚れていたり傷ついていると、本物かどうかの確認ができないため、買取を断られることがあります。
中身が劣化や変色しているものはNG
アルコール度数が高いお酒は菌が繁殖しにくく賞味期限が記載されていないものが多いですが、保存状態が悪いと劣化が進みます。
ウイスキーやブランデーに使用されているコルクは、長時間放置すると乾燥し、ボトルの中に崩れ落ちることがあります。
また、コルクが劣化すると外の空気に触れ、お酒自体の劣化が進む原因となります。
未開栓にもかかわらず中身が減っているお酒は、経年劣化やアルコールの気化性による「液面低下」が考えられます。
多少の液面低下は問題ない場合もありますが、状態によっては買取不可になることがあります。
長期保存を前提とする場合は保存方法を調べ、適切な環境で保管することが重要です。
お酒はクーリングオフの対象ではないので注意
クーリングオフ制度は契約を再考し、一定期間内で無条件に契約を解除できる制度です。
買取にも適用される場合がありますが、お酒は対象外となります。
売却後に後悔しても買い戻しはできません。
「せっかく査定してもらったのに断るのが申し訳ない」という気持ちで納得していない査定額で売却するのは避けましょう。
買取できないお酒はどんなお酒?
ラベルが劣化してしまったお酒
ラベルが劣化したお酒は、適切な銘柄を特定できない可能性があるため、買取が難しくなります。
お酒の買取においてラベルは重要な要素であり、定期的に点検をしないとカビやシミが発生する恐れがあります。
ラベルにカビやシミが発生すると、読み取りが困難になり、銘柄を特定できません。
直射日光が当たらず、温度が安定した場所で保存し、袋に包んで保管することをおすすめします。
ボトルやコルクに劣化しているお酒
お酒のボトルやコルクに劣化が見られる場合、買取が難しいことが多いです。
ボトルやコルクが劣化すると、味や風味に悪影響を与える可能性があります。
また、密閉が不十分な場合、不純物が混入する可能性があり、これも買取を妨げる要因となります。
開封したのお酒
基本的に開封済みのお酒は空気に触れることで品質が劣化するため、買取は難しいです。
ただし、デザインの良いボトルや希少性の高いお酒の場合は、需要が高いため開封済みでも買取可能なことがあります。
一度買取業者に相談し、開封済みのお酒の買取可否を確認しましょう。
賞味期限が迫っているお酒
賞味期限が1〜2ヵ月後に迫っているお酒は、売却後にすぐ売れるかどうか不確定なため、買取が難しいことが多いです。
賞味期限を確認し、適切なタイミングで売却を検討してください。
液面低下しているお酒
液面が低下しているお酒は買取が難しいです。
液面低下とは、未開栓にもかかわらずお酒の量が減っている状態です。
キャップの隙間からの揮発や液漏れが原因です。液面低下が進むと風味が損なわれ、アルコール度数が変化することがあります。
変色・腐敗が進行しているお酒
お酒が変色や腐敗している場合、本来の風味が失われているため買取ができません。
たとえ腐敗していなくても、浮遊物が見られると腐敗の前兆と見なされ、買取を拒否される可能性があります。
ボトルやラベルに刻印のあるお酒
誕生日や結婚式などで贈られたお酒に個人名が刻印されている場合、買取が難しいことが多いです。
個人名入りのお酒は基本的に買取不可ですが、会社名の場合は買取可能なこともあるので、買取業者に問い合わせてみましょう。
正しく保管されていなかったお酒
正しく保管されていなかったお酒は、味や風味が低下している可能性があるため買取が難しいです。
お酒は冷蔵庫で振動や臭いがない状態で保管することを心がけましょう。
安価なお酒
どこのお店でも販売されているお酒は希少性が低く、買取対象外となることが多いです。
買取業者には、流通量が少ない希少なお酒を売却することをおすすめします。
まとめ
今回は、質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツについて詳しく紹介しました。
質屋でお酒を質入れする時の注意点について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
質屋では、お酒などの買取や質預かりをする事も可能で、まるみや商店でもお酒の質預かりや買取を行っています。
紹介した内容を参考にして質屋でお酒を質入れする時の注意点とコツについての知識を深めて下さい。
質屋でお酒の質入れや買取をしてほしいなら、是非まるみや商店にご相談下さい。