突然ですが、質屋のすり替えについて知っていますか?
質屋のすり替えについて詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに質屋のすり替えなどについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、質屋ですり替えられたりするって本当かどうかみていきましょう。
合わせて、すり替え防止をするコツなども紹介しますので参考にしてみて下さい。
質屋ですり替えられたりするって本当?
結論からお話しすると「すり替えられたりする事はありません」
質屋では、預けた物の型番やシリアルナンバーをしっかりと管理しているので安心できます。
ネット上などで預けた物が劣化していると相談している方がいますが、バックや財布などの状態は、日々自然に劣化していきます。
そのため、預けた期間などによっては、劣化する可能性がある事を覚えておきましょう。
この後、すり替えを防止するコツをお話ししますので参考にしてみて下さい。
すり替え防止をするコツ
すり替えを防止するコツは、事前に型番、シリアル番号、劣化状態を記憶しておく事です。
写真などで物を撮影しておくのもおすすめです。
まるみや商店で行っている対策
様々な対策を行っていますが、監視カメラを設置するなどして双方の意見の食い違いを少しでも減らせるようにしていますのでご安心下さい。
悪徳な質屋を見極めるコツ
悪質な質屋を見極めるコツは以下の通りです。
貴金属の価格を公表していない
価格を公表しない理由は、他店よりも価格が低いか、自信がないためです。
しかし、公表していないからといって、必ずしも危険なお店とは言い切れません。
看板や広告、ホームページで「地域NO.1」「他店より高く買います」「専門の当店にお任せ下さい」などと宣伝していても、価格を公表していないお店は期待できません。
また、ホームページや店頭で価格を公表していたとしても、国内の相場を表示しているだけでそのお店の実際の価格ではない場合や相場として公表しているだけで、実際はそこから手数料を引いて計算するというような紛らわしい表示のお店も多いので注意が必要です。
査定額が複数回変わる
最初は非常に低い査定額を提示し、そのまま売却してくれればラッキーと考えるお店があります。
もし成立しなかった場合は、後から価格を引き上げることがマニュアル化されています。
初めの安い提示で売却が成立しなかった場合は、「では、10%アップします」とすぐに価格を変更してきます。
それでも売却しない顧客には、「今売却してくれるなら、MAX査定で○○円で買い取ります」といった3回目の金額提示を行います。
一度退店して戻ってきた場合、「もうその金額では買い取りません」というような強要する言葉を使うお店もあります。
最終的には高価買取になる可能性もありますが、基本的には安く買い取ろうとするお店です。
他店で査定を受けさせないために様々なマニュアルがあるため、査定額の3段階設定や「今なら」といった査定のお店は行かないほうが良いです。
取引成立で何かもらえる
ティッシュやお米をプレゼントするお店も注意が必要です。
一方で、これらのプレゼントを提供する店は、物の査定額を低くし大きな利益を得ている傾向があります。
良い質屋は、物の査定額でお客様に還元しています。
飲み物を用意してお待ちしておりますという事をアピールするお店も注意が必要です。
完全直営のフランチャイズではない
チェーン展開しているお店のほとんどがフランチャイズ経営で、看板の名前は同じでもオーナーはそれぞれ異なります。
直営のチェーン店もありますが、その場合も鑑定士の職歴などに注意が必要です。フランチャイズオーナーは数ヶ月の研修でお店をスタートさせることも多く、知識や経験が浅く、業者間の取引経験がない人がほとんどです。
また、マニュアル化された利益率設定をしているお店がほとんどであり、加盟金やロイヤリティなどの支払いもあり、高額査定の期待値は低いのが現状です。
「全国数十店舗で安心」といった広告をするチェーン店よりも、数店舗以内でしっかり営業している質屋さんの方が良い場合もあります。
バックヤードに持っていって査定する
物によってはバックヤードでさまざまな確認を取る場合がありますが、毎回必ずバックヤードに持って行くお店は、店員が査定するのではなく、テレビ電話などで本部が査定を行うことがマニュアル化されています。
このようなお店では店員の鑑定能力が低く、実物を見ない本部がモニター越しに価格を決めるため、査定額も低めに設定されることがあります。
また、貴金属やジュエリーを目の前で計量せずに裏で値段を出して帰ってくる場合は特に注意が必要です。
グラム数量をごまかされたり、根本的なグラム数を知らせてくれない場合もあります。
商品ごとに個別に値段を出さず、「全部で○○円です」というようなざっくりとした査定をするお店も同様に注意が必要です。
芸能人をCMなどで起用している
芸能人を起用すると広告料は膨大ですが、その費用は質屋の利益からまかなわれています。
派手な広告を展開しながらも、査定金額を高水準に保つことは利益を圧迫します。有名店はCMを通じて高額査定をアピールしますが、トータルでは利益率設定は高くなる傾向があります。
芸能人を起用している質屋と派手に広告をしていない質屋で、査定価格を比較してみることをおすすめします。
営業電話をかけてくる
優良な質屋は、自ら買取の営業電話をかけたり、突然家に営業に来たりしません。
そのような場合には、絶対に預けたりしないようにしましょう。
期間限定のキャンペーンを行っている
新聞の折り込み広告やホームページで、「今なら金・プラチナ査定価格20%アップ」というキャンペーンを見た事がある方は多いと思います。
このようなキャンペーンは非常に危険です。
なぜなら、キャンペーン期間中のお店では実際に通常より20%アップの価格で査定を行うからです。
キャンペーンで20%アップした価格でも利益が確保される価格で営業している可能性が高いです。
普段は国内相場の70%以下で買取を行っている可能性が高いため注意が必要です。
質屋によって査定価格が大幅に変動する
貴金属を含めて、物の査定価格の設定には、法的規制がないため、会社の運営方針によって大きく査定価格が異なります。
査定価格は自由競争のもとで決まりますので、高いか安いかはそれぞれの判断です。
しかし「地域NO.1高価買取り!」と看板を掲げながら、実際には圧倒的に安い査定を行うお店が多いことは事実です。
まとめ
今回は、質屋のすり替えなどについて詳しく紹介しました。
質屋のすり替えなどついて詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
基本的にはすり替えられたりする事はありません。
質屋では、預けた物の型番やシリアルナンバーをしっかりと管理しているので安心できます。
バックや財布などの状態は、日々自然に劣化していきます。
そのため、預けた期間などによっては、劣化する可能性がある事を覚えておきましょう。
まるみや商店では、様々な対策を行っていますが、監視カメラを設置するなどして双方の意見の食い違いを少しでも減らせるようにしています。
紹介した内容を参考にして質屋のすり替えの知識を深めて下さい。
質屋のすり替えについて不安がある場合はお気軽にまるみや商店へご相談下さい。