大阪の質屋でポケモンカードを質預かり!思い出のナンジャモSARとの別れと再会の物語 | 丸宮商店

大阪の質屋でポケモンカードを質預かり!思い出のナンジャモSARとの別れと再会の物語

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大阪の質屋でポケモンカードを質預かり!思い出のナンジャモSARとの別れと再会の物語

ポケモンカード(通称:ポケカ)をプレイする方なら誰もが夢見る瞬間。

それは、お目当てのレアカードをパックから引き当てる、あの心臓が高鳴る瞬間ではないでしょうか。

私がナンジャモSAR(スペシャルアートレア)と出会ったのは、2023年に発売された拡張パック「クレイバースト」のBOXを開封した時のこと。

ただ、このBOXは普通に自分で買ったものではなく、当時付き合っていた彼女が、私の誕生日プレゼントとして贈ってくれたものでした。

「無理だと思いながら応募してみたら、抽選で当たったの…でも、ポケモンセンターの注文、難しかったよ」

照れくさそうに差し出してくれたBOXを受け取った時の、彼女の笑顔。それは今でも鮮明に覚えています。

ワクワクしながら2人で1パックずつ開けていく至福のひととき。

残り3パックとなった時、目に飛び込んできたのがあの美麗なイラストでした。

魅力的な笑顔を浮かべるナンジャモが、美味しそうなスイーツに囲まれたイラスト。

SNSで話題になっていたあのカードが、まさか彼女のプレゼントから出てくるという奇跡的な組み合わせに手が震えました。

そんな様子を見た彼女が尋ねます。

「これってすごいカードなの?」

その一言に、堰を切ったように説明する自分の熱量に驚きながら大笑いする彼女の笑顔が、カードに描かれたナンジャモの明るい笑顔と重なって見えました。

スリーブに入れる手つきも慎重になり「このカードは絶対に大切にしよう」と心に誓いました。

それは単なるレアカードへの愛着だけではなく、彼女との思い出、そしてどこか彼女の面影を感じるナンジャモへの特別な想いでもあったのです。

もともと、プレイ用のカードをトレカショップで購入することが基本のライトユーザーだった私には、コレクション用のカードはほとんどありません。

だからこそ、このナンジャモSARは私にとって特別中の特別な存在となりました。

部屋の中心にある壁掛け棚に飾り、眺めるたびに「引けた時の興奮」と「彼女の笑顔」を思い出す、かけがえのない一枚だったのです。

彼女は今、別の人と結婚して幸せに暮らしていると風の噂で聞いていています。

ただ、このカードには当時の優しさや温かさが詰まっている気がするとともに、ナンジャモの笑顔を見るたびに「人を大切にすること」「誰かの幸せを願うこと」の大切さを思い出させてくれるのです。

ポケモンカードを現金化する方法

前述のようにポケカを楽しむコレクターにとって、カードは単なる紙切れではありません。

カード1枚1枚に思い出があり、コレクションしているカードには、その期間が長いほど思い入れが詰まっています。

しかし、人生には予期せぬ出費がつきもので、引っ越しと友人の結婚式が重なったときです。

給料日まではまだ時間があり、貯金も心許ない状況でした。

「何か現金化できるものはないか…」

部屋を見回したとき、真っ先に目に入ったのがナンジャモSARで、当時の相場で数万円の価値があることを知っていました。

トレカショップで売却すれば、必要な資金は十分に確保できるはずです。

「これだけは、絶対に売れない…」

元カノからのプレゼントとして引いたこのカード。

彼女との思い出と「人からもらった優しさ」「その時に感じた温かさ」が詰まっている。

そして、ナンジャモの明るい笑顔には、あの頃の彼女の面影がある気がするし、何より手放すには「一緒にいた時間が長すぎる」と感じていました。

ポケカ市場は常に変動しており、特に人気カードの価格は高騰を続けていました。

クレイバーストに収録されたナンジャモSARも破格の高騰を続けている一方で、一度手放せば、同じ金額では買い戻せない可能性が高かったのです。

何より、同じナンジャモSARを買い直したとしても、それは別のカードであり、元カノがプレゼントしてくれたBOXから出た、この特別なカードの代わりにはなりません。

自分が投資としてポケカを見ているのであれば、高騰していたナンジャモSARを売却するという判断をしていたでしょう。

しかし、私にとっては投資商品ではなく、思い入れのある大切なコレクションであり、人生の大切な1ページを刻んだカードだったのです。

とはいえ、現金がないことは事実。藁にも縋る思いで、インターネットで「ポケモンカード 現金化 売らない方法」と検索しました。

そこで初めて知ったのが「質屋での質預かり」という選択肢だったのです。

質預かりとは?ポケモンカードを売却せずに資金調達する選択肢

皆さんは「質屋」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?

古めかしい店構え、年配の店主が目に特殊な眼鏡をかけてブランド品を細かくチェックする場所。

もっと悪く言えば「足元を見て商品を買い叩く場所」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

質屋を利用したことがない方なら「敷居が高そう」と感じるのも当然でしょう。

しかし、調べてみると質屋の「質預かり」システムは非常に合理的でした。

「大切なポケカは売りたくないけど資金が必要」

そんな状況にぴったりのサービスが「質預かり」だったのです。

特にポケモンカードなど、思い入れのあるコレクションを利用するには最適な選択肢でした。

質屋の「質預かり」の仕組みとは?

質預かりとは、自分の所有する品物を質屋に預け、その品物の価値に応じた金額を借りる仕組みです。

つまり「一時的にお金を借りて、後で返せば品物も戻る」というシンプルな仕組みであり、私の大切なナンジャモSARとも「一時的な別れ」で済むわけです。

この発見は、暗闇の中で一筋の光を見つけたような気持ちでした。

しかし、全国に多くの質屋がありますが、ポケモンカードを取り扱っている質屋となると限られてきます。

そして何より質屋未経験者としては「質屋って入りづらそう…」という不安もありました。

そして、調べていく中で出会ったのが、大阪市内にある「丸宮商店(当店)」であり、目に留まったのが「LINE査定」のサービスです。

わざわざ足を運ばなくても、スマホで写真を送るだけで事前査定が可能という質屋初心者の私にとって、これは大きな安心材料でした。

そして、まずはLINE査定を利用してみることにしました。

LINE査定は安心?無料でポケモンカードを査定するサービス

質屋を利用するのが初めてだった私にとって、最大の不安は「本当に適正な金額を提示してもらえるのか?」という点でした。

ポケカの相場は日々変動しており、専門知識がなければ正確な価値判断は難しく、もし悪質な業者に捕まれば、相場より大幅に低い金額を提示される可能性もあります。

そして何より、このカードの「本当の価値」は金額では測れない。

でも、せめて正当に評価してほしい、そんな複雑な気持ちでした。

そんな気持ちの中で安心できたのが「LINE査定」でした。

わざわざ店舗まで足を運ばなくても、スマートフォンで撮影した写真を送るだけで、事前におおよその査定金額を教えてもらえるシステムです。

実際の手順はとても簡単でした。

  • 丸宮商店の公式LINEアカウントを友だち追加
  • ナンジャモSARの表面と裏面、そして全体が映る写真を撮影
  • カードの状態(傷の有無、保管方法など)を簡単に説明
  • 送信

送信後、わずか数時間で返信が届き、スタッフの方からの丁寧なメッセージと現在の相場情報や、質預かりの場合の融資が可能な金額などが明記されていました。

「ナンジャモSAR、状態も良好ですね。現在の市場相場ですと、質預かりで〇〇万円まで融資が可能です。質料(利息)は月〇%で、質期限は3カ月からご設定いただけます」

さらに、質屋初心者には難しい「質預かりの仕組み」や「料金体系」「質期限」「返済方法」についても、分かりやすく説明していただき、初めて質屋を利用する私の不安は大きく和らぎました。

LINEでのやり取りの中で、特に印象的だったのがスタッフの方の対応の丁寧さです。

ポケモンカードに対する知識も豊富で、しっかりと「クレイバーストのナンジャモSAR」として認識していました。

実はナンジャモSARには、2023年の年末に発売されたシャイニートレジャーex収録のバージョンもあり、取引価格帯が異なります。

しかしスタッフの方は混同することもなく、しっかりと把握していたのは好印象でした。

「この店なら、カードの価値をしっかり理解してくれている」

そんな安心感とともに、事前査定で納得できたため、私は実際に店舗を訪れることを決意しました。

元トレカショップ店員&現役プレイヤーによるポケモンカード査定

丸宮商店の大きな強みは、ポケモンカードを「本当に理解している」スタッフが査定を行うことです。

当店のスタッフには、実際にトレカショップで勤務経験のあり、さらに現役でポケカをプレイし続けているメンバーが在籍しています。

だからこそ、単なる市場相場だけでなく、カードの希少性、状態の細かな違い、将来的な価値まで見極めた「愛ある査定」が可能なのです。

「このカード、大切にされていましたね」

「このシリーズは今後も人気が続きそうですよね」

査定の際には、コレクターの思いに寄り添った丁寧なコミュニケーションを心がけています。

それはポケカが単なる商品ではなく、トレーナーの思い出が詰まった大切な存在であり、その価値を金額だけでは測れないことを、私たちは誰よりも理解しているからです。

質預かりによるナンジャモSARとの別れ

実際に質預かりをするには店舗まで訪れる必要がありますが、イメージしていたような古めかしい質屋ではなく、リユースを前面に出したリサイクルショップのような明るさと清潔感が溢れる店内に安心しました。

LINE査定を依頼していたため、訪問予定の日時も事前にお伝えしていました。

今までやり取りしていたスタッフの方と実際にお会いできることもあり、緊張感もほぐれます。

思い出が詰まったナンジャモを家の外に出すのは初めてのことで、スリーブの上からローダーをつけ、さらにしっかりと傷がつかないよう保護して持参しました。

ひょっとしたらナンジャモも「いつもと何か違うな」と感じているかもしれない、というのは言い過ぎでしょうか。

案内された席につき、カードをカウンターに差し出す時、少し手が震えました。

スタッフの方が丁寧にカードの状態を確認し、傷やセンタリングなど不備がないかチェックします。

「傷もなく、非常に良い状態ですね。大切に保管されていたことが分かります」

その一言に、自分とナンジャモの想いを理解してもらえたと感じ、安心しました。

査定結果はLINE査定で提示された金額と同じで、必要としていた資金を得ることができました。

改めて質預かりのシステムや利息、返済計画などを確認し、最終的に契約書にサインします。

少し後ろ髪が引かれる思いもありましたが「しっかりと計画通り返済して、必ず手元に戻す」と強く誓いました。

また、不安だったカードの保管環境についても詳しく説明を受け、安心してナンジャモを預ける決心ができました。

ナンジャモから見た丸宮商店の保管環境について

長らくコレクションしてくださったトレーナーの手から離れ、スタッフに渡された瞬間、少しドキドキしました。

質屋の中にある「保管蔵」という、あまり聞いたことがない環境の中で預けられることは理解しましたが、そこが私にとって快適な場所なのかどうか、想像がつかなかったからです。

実際に丸宮商店の保管スペースに案内されて、まず驚いたのがその設備の充実ぶり。

私は専用の保管ケースに入れられ、温度と湿度が完璧に管理された保管庫に収められました。

「これって、まるで高級ホテルみたい!」

周りを見渡すと、他にも多くのトレーディングカードたちが保管されていました。

そこには同じジムリーダーである

カエデのSR

やグルーシャのSARなどもそろっており、一緒に過ごせることに安心したものです。

そして、一度保管庫に入れられたらそのまま放置されると思っていましたが、定期的にスタッフが環境をチェックし、温度や湿度に問題がないか、また予期せぬ環境の変化でポケカの大敵である結露が発生していないかなど、細かくチェックをしてくれます。

また、トレーナーのお迎えが来たのか、保管庫から旅立っていく仲間や、新たに仲間入りしてくる子がいたり、レシラムとゼクロムが暴れていたり(?)いろいろと刺激的でした。

これほどにも丁寧な環境の中で扱われているのは、ひょっとしたら今までコレクションされていたトレーナーのおうちよりも快適なのかもしれないな、ここにいるのも悪くないなと思ったのは内緒です。

丸宮商店におけるポケモンカードの保管について

丸宮商店ではお預かりした大切なポケカを適切に保管するべく、温度・湿度、またセキュリティにもこだわった保管庫をご用意しています。

カードは適切に扱わなければ傷がつくのはもちろん、センタリングのずれやたるみ、歪みなどが発生しやすいものですから、慎重に扱わなければなりません。

同じポケカコレクターの目線としても、カードの預かり方については非常に気を使っており、必ずお預かりした時と同じ状態で無事に返却することを心がけています。

質預かりで守った大切なコレクション(ナンジャモSARとの再会)

ナンジャモSARを大阪の質屋・丸宮商店に預けてから、私は計画的な返済生活を始めました。

「あと少しで、ナンジャモを取り戻せる」

目標があることで、節約生活も苦になりませんでした。

むしろ、日々の生活に張り合いが生まれたように感じます。

質期限内の返済とポケモンカードの引き取り

質期限3カ月の少し前、必要金額がたまったことを確認し、丸宮商店に連絡しました。

「お待ちしておりました」

スタッフの方は明るく対応してくれ、返済手続きを丁寧に説明してくれました。

大切なナンジャモSARとの感動の再会

スタッフと一緒に現れた保管ケースの中には、あの日と変わらぬ美しいナンジャモSARの姿がありました。

あらためて、スタッフと一緒に傷や汚れなどカードに劣化がないことを確認します。

「状態も預けた時と全く変わりありませんね」

「はい…」

元金と質料を支払い、ナンジャモSARを受け取る瞬間、涙が出そうになりました。

適切な保管状況で過ごしたカードは、家の中で飾られていた時より艶やかに感じられたのは気のせいでしょうか。

質屋の「質預け」と買取には大きな差がある

スタッフの方の言葉が印象的でした。

「大切なコレクションを守りながら、必要な時に資金調達できる。それが質屋の良さです」

もし買取店で売却していたら、この再会はなかったでしょう。

実際、ポケカ市場の価格は全体的に上昇しており、買い戻すにはより高い金額が必要になっていました。

家に帰り、ナンジャモSARを壁掛け棚に戻しました。

いつもの定位置。ここが、このカードの居場所です。

質預かりという選択をして、本当に良かった。

大切なポケモンカードコレクションを守りながら、一時的な資金難も乗り越えることができました。

まとめ:ポケモンカードと質屋という新しい選択肢

今回のナンジャモSARのように、ポケモンカードには金額では測れない価値があります。大切な人からのプレゼント、パックを開けた時の興奮―それらは一度手放せば二度と戻りません。

急な資金が必要になった時「売却」以外に質預かりという選択肢があります。

当店には元トレカショップ店員で現役プレイヤーが在籍しており、カードの価値とコレクターの思いを理解した適正査定を行います。

初めての方もLINE査定なら安心してご利用いただけます。

そして、温度・湿度管理された保管庫で、あなたの大切なポケモンカードをお預かりしますので、今回のナンジャモとの再会のように、あなたと大切なカードの「また会おうね」を、私たちがお手伝いします。

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