「iPhoneを売る前って何をやればいいの?」と疑問に思っていませんか?
何となく「初期化だけすればいいだろう」と思う方も多いですが、初期化以外にもやることはさまざまで、お使いの機種によっても異なります。
今回はiPhoneを売る前にやることについて、昭和24年創業の質屋・まるみや商店が解説します!
やることリストを事前に確認して、スムーズにiPhoneが売れるようにしましょう!
目次
iPhoneを売る前にやること一覧

iPhoneを売る前にやることとしては、以下が挙げられます。
- データの移行・バックアップ
- ネットワーク利用制限の確認
- Apple製品とのペアリングを解除
- Apple Pay(ウォレット)のSuicaを削除する
- AppleCareプランの解約
- iMessageをオフにする
- iCloudのサインアウト(iOS 15以前の機種)
- 「探す」をオフにする(iOS 15以前の機種)
- 初期化(データ消去)
- SIMカードを取り出す
- バッテリーを充電しておく
1つ1つチェックしていきながら、漏れが出ないようにしてください。
データの移行・バックアップ
iPhoneを売る前には初期化を行うため、端末内に保存されているデータは移行するか、バックアップをしなければなりません。
バックアップの主な方法としては、Appleのクラウドサービス「iCloud」に保存する方法があり、基本的なやり方としては以下の通りです。
- ①「設定」アプリを開く
- ②「ユーザー名」の項目をタップする
- ③「iCloud」をタップする
- ④「iCloudバックアップ」をタップする
- ⑤バックアップをオンにする
- ⑥「今すぐバックアップを作成」をタップする
新しいiPhoneが手元にある場合は、新端末の初期設定を行う際に「クイックスタート」機能を使うことで、簡単に旧端末からのデータ移行ができます。
また、Androidスマホへの機種変更をする方は、「Googleドライブ」へのバックアップを行うと、新しい端末での操作がスムーズにできるでしょう。
ネットワーク利用制限の確認
ネットワーク利用制限とは、端末代金の未払いや不正な方法で入手された端末に対して、インターネット接続や音声通話の利用を制限する措置のことです。
一般的な買取サービスでは、ネットワーク利用制限がかかっている端末は買取できず、取り扱いがあったとしても査定価格は大幅に減額されます。
そのため、お使いのキャリアに応じて、ネットワーク利用制限がかかっていないかを確認してください。
それぞれのリンク先でiPhoneのIMEI(「設定」→「一般」→「情報」で確認)を入力すれば、簡単に調べられます。
判別結果が「×」以外であれば、ネットワーク利用制限はかかっておらず、買取が可能になります。
Apple製品とのペアリングを解除
iPhoneと一緒に使用している「AirPods」や「Apple Watch」などのデバイスとのペアリングを解除してください。
ペアリングされたまま売ってしまうと、新しい所有者がAppleデバイスのペアリングができなくなる可能性があるので注意が必要です。
- 【Apple Watchのペアリングを解除する手順】
- ①「Watch」アプリを起動する
- ②「すべてのWatch」をタップする
- ③マイウォッチの右側の「i」マークをタップする
- ④「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップする
- 【AirPodsのペアリングを解除する手順】
- ①「設定」アプリを起動する
- ②「Bluetooth」をタップする
- ③AirPodsの右側の「i」マークをタップする
- ④「このデバイスの登録を解除」をタップする
Apple Pay(ウォレット)のSuicaを削除する
Apple Pay(ウォレット)にSuicaなどの電子マネーを登録している場合は、カード情報の削除をしなければなりません。
旧端末にSuicaの情報が残ったままだと、新端末への引き継ぎができないため、以下の手順に従って削除を済ませておきましょう。
- ①Apple Pay(ウォレット)アプリを起動する
- ②削除するSuicaを選択する
- ③画面右上の「•••」をタップする
- ④「カードの詳細」をタップする
- ⑤「カードを削除」をタップする
また、旧iPhoneから新iPhoneにSuicaの情報を移行する方法に関しては「こちら」を参考にしてみてください。
AppleCareプランの解約
お使いのiPhoneがAppleCareプランに加入している場合は、解約をしておきます。
- 【AppleCare(定期払いプラン)の解約方法】
- ①「設定」アプリを開く
- ②「ユーザー名」の項目をタップする
- ③「サブスクリプション」をタップする
- ④「AppleCare+」をタップする
- ⑤「サブスクリプションをキャンセル」をタップする
- 【AppleCare(一括前払いプラン)の解約方法】
- ①「マイサポート」からAppleCare+の契約番号を調べる
- ②iPhoneのシリアル番号を調べる(「設定」>「一般」>「シリアル番号」)
- ③Appleサポート(0120-277-535)に問い合わせる
なお、保証サービスに残存期間がある場合には、すでに利用した補償の対価を差し引いた残額が返金されます。
iMessageをオフにする
iPhoneからAndroidに機種変更する場合は「iMessage」の設定をオフにしてください。
- ①「設定」アプリを起動する
- ②「メッセージ」をタップする
- ③「iMessage」の横にあるバーをタップしてオフにする
オフにせずに機種変更をしてしまうと、新しいスマホでSMSが届かなくなる可能性があるので注意しましょう。
iCloudのサインアウト(iOS 15以前の機種)
iOS15以前のiPhoneを使っている方は、iCloudからサインアウトしてください。
サインインしたままのiPhoneは買取不可になる可能性があるので注意しましょう。
- ①「設定」アプリを起動する
- ②「ユーザー名」をタップする
- ③画面下部の「サインアウト」をタップする
- ④Apple IDのパスワードを入力して「オフにする」をタップする
- ⑤画面右上の「サインアウト」をタップする
なお、iOS15以降のiPhoneであれば、初期化をすれば自動的にiCloudからサインアウトされます。
「探す」をオフにする(iOS 15以前の機種)
iOS15以前のiPhoneを使っている方は、「iPhoneを探す」をオフにしてください。
「iPhoneを探す」がオンになったまま買取に出すと、iPhoneにアクティベーションロックがかかって、新しい所有者が使用できなくなります。
- ①「設定」アプリを起動する
- ②「ユーザー名」をタップする
- ③「探す」をタップする
- ④「iPhoneを探す」をタップする
- ⑤「iPhoneを探す」の右側のバーをタップしてオフにする
- ⑥Apple IDのパスワードを入力して「オフにする」をタップする
なお、iOS15以降のiPhoneであれば、初期化をすれば自動的に「iPhoneを探す」がオフになります。
初期化(データ消去)
上記の操作を行った上で、iPhoneを初期化して端末内のデータを消去します。
初期化はiPhoneを買取に出す上で不可欠の操作なので、忘れずに行いましょう。
- ①「設定」アプリを起動する
- ②「一般」をタップする
- ③「転送またはiPhoneをリセット」をタップする
- ④「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする
初期化を行った後にiPhoneが再起動され「こんにちは」という画面が表示されていれば完了です。
SIMカードを取り出す
キャリアと契約してiPhoneの場合は、初期化の後にSIMカードを取り出してください。
SIMカードには利用者の個人情報が記録されているため、そのままにしていると個人情報が流出するリスクを招きます。
また、買取業者によってはSIMカードが残ったままだと、買取を断られる可能性があります。
バッテリーを充電しておく
買取業者は査定の際に動作確認を行うため、きちんと起動するようにバッテリーの充電をしておきましょう。
バッテリー切れで動作確認ができないと、買取不可や減額に繋がる可能性があります。
iPhoneを高く売るための6つのポイント

iPhoneを高く売るためのポイントとしては、以下の6つがあります。
できるだけ高く売って、新しいiPhoneの購入資金にしてみましょう。
箱や付属品をできるだけ揃える
iPhone本体だけでなく、箱や付属品を揃えた上で査定に出すと、買取金額が高くなる傾向にあります。
充電用ケーブルや電源アダプタなども含めて、購入時にあった物を揃えてから買取に出しましょう。
SIMロックを解除してSIMフリーにする
キャリアで購入したiPhoneにSIMロックがかかっている場合には、ロックを解除してSIMフリーの状態にしてから買取に出しましょう。
SIMロックがかかっていると、特定のキャリアのSIMカードしか使えず、選択肢が狭まる分、査定価格が下がる可能性があります。
お使いのキャリアの手続きに従って、SIMロックを解除してみてください。
お使いのiPhoneがSIMフリーかどうかを調べたい場合は、「設定」>「一般」>「情報」>「SIMロック」の手順でチェックしてください。
端末を綺麗にする
iPhone本体の見た目も査定に影響するため、汚れを拭き取って綺麗な状態にしておきましょう。
汚れを拭く際には本体を傷つけないように、柔らかい布を使用するのがポイントです。
新しいモデルが出る前に売る
iPhoneは新しいモデルが登場するたびに、古い機種の市場価値が下がるため、できるだけ早く売るのがポイントです。
例年Appleが9月ごろにiPhoneシリーズの新モデルを発表するのを考慮して、売るタイミングを決めてください。
端末代金を支払い終えておく
iPhoneを売る際に、端末代金の残債がある場合、査定価格が下がる可能性があります。
残債があるiPhoneでも買い取ってはもらえますが、より高く売りたい場合には、端末代金を支払い終えておきましょう。
複数の買取業者の査定を受ける
複数の買取業者の査定を受けて、結果を比較してより高く売れる業者を選びましょう。
買取業者の店舗に行くのが面倒な場合は、ネット上に公開されてある買取相場を基準にするのもおすすめです。
1社の査定結果のみを見るのではなく、比較対象や買取相場などの基準を持っておくと、より高くiPhoneが売れるでしょう。
iPhoneを売る前にやることに関するよくある質問
iPhoneを売る前にやることに関するよくある質問をまとめました。
ここまでの内容で疑問が思い浮かんだ人は参考にしてみてください。
メルカリでiPhoneを売る前にやることは?
メルカリが販売できないものとして定めている「出品禁止物」に該当していないかをチェックしてください。
例えば、メルカリでは以下のiPhoneは出品できません。
- アクティベーションロックがかかっている
- ネットワーク利用制限がかかっている
- キャリアなどに契約している
- 端末代金の残債がある
- アプリやゲームなどのアカウント情報が端末に残っている
iPhoneでeSIMを使っている場合はどうする?
売る前にeSIMの消去を行ってください。
消去は「設定」>「モバイルデータ通信」>「eSIMの削除」の順で簡単にできます。
iPhoneのバッテリーを交換した方が買取価格は高い?
バッテリーが著しく劣化したiPhoneは、査定価格が低くなる傾向にあるため、新しいバッテリーと交換すればより高く売れる可能性は高まります。
ただし、高く売るためにバッテリーを交換するのであれば、Apple正規店での対応を受けなければなりません。
また、バッテリーの交換費用(1万円〜2万円)を回収できるとは限らないため、状況に応じて判断しましょう。
iPhoneを売る前に保護フィルムは剥がした方がいい?
保護フィルムは貼ったまま買取に出してください。
自分でフィルムを剥がした際に傷がついて減額される可能性もあります。
保護フィルムを剥がす必要がある場合でも、剥がすのは査定員に任せるのがおすすめです。
壊れたiPhoneでも買い取ってもらえる?
壊れたiPhoneでもジャンク品として買い取ってくれる業者はあります。
買取を受け付けてくれるかどうかは業者によって異なるため、事前に調べておきましょう。
初期化されていないiPhoneを買取に出すとどうなる?
初期化されていないiPhoneは、そもそも買取を断られる可能性が高いです。
端末の不具合で初期化ができない場合は、リカバリーモードを使用したり、修理に出したりして対応してください。
大阪でiPhoneの買取なら創業70年以上のまるみや商店にお任せ!
iPhoneを売る前にやることリストを紹介しました。
初期化以外にもやることは数多くあるため、1つ1つ確認しながら買取ができる状態にしてください。
今回の記事を参考にして、iPhoneをスムーズかつ高く売れるようにしましょう!
大阪でiPhoneの買取を検討されている方は、昭和24年創業の「まるみや商店」にぜひご相談ください!買取の他に短期的な資金調達に便利な質預かりにも柔軟に対応いたします!
