質屋で担保にできるものは?意外と高値がつく品や査定額アップのポイントを徹底解説 | 丸宮商店

質屋で担保にできるものは?意外と高値がつく品や査定額アップのポイントを徹底解説

カテゴリ:お役立ち情報
質屋で担保にできるものは?意外と高値がつく品や査定額アップのポイントを徹底解説

質屋でどんな品物が担保になるのか知りたい」「実際に担保として扱われた事例を知りたい」このような悩みをお持ちではないでしょうか。

質屋で担保にできる品物を知っておくことで、思わぬ臨時収入につながる可能性があります。反対に、知識がないままだと、自宅に眠っている価値ある品物を見逃してしまい、損をしてしまうかもしれません。

本記事では、質屋で担保になる品物の種類や、高額査定につながるポイントを分かりやすく解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

>>質屋とは?定義や仕組み、特徴など初心者向けにわかりやすく解説(公開後リンク挿入)

質屋で担保になるもの

質屋では、さまざまな品物を担保にしてお金を借りることができます。

特に、価値が高く需要のある品物は高額な査定が期待できますが、一方であまり値段がつかない品物も存在します。

・値が高くなりやすい品物
・値が低くなりやすい品物

上記の側面から担保になる品物を確認していきましょう。

値が高くなりやすい品物

質屋で担保に出せる品物の中でも、市場価値が安定して高いものや中古市場で人気があるものは、比較的高値の査定がつきやすい傾向があります。

以下に、質屋で高額査定になりやすい代表的な品物を挙げます。

・金やプラチナ
・高級腕時計
・ブランドバッグや財布
・宝石類
・スマートフォン
・カメラやレンズ

金やプラチナ

金やプラチナといった貴金属類は、質屋で高く評価される品物の一つです。

これら貴金属は希少性が高く市場価格が安定しているため、常に一定の需要があります。質屋では形状を問わず純度(品位)と重さで値段を算出するため、インゴットはもちろん指輪やネックレスなどでも価値が認められます。

特に近年は金の相場が歴史的な高値水準にあり、1グラムあたり約20,000円前後(24kの場合)になるほど高騰しています。

そのため、金製品を質入れすれば思わぬ高額査定になる可能性があります。

高級腕時計

ロレックス、オメガ、パテックフィリップなどの高級ブランド腕時計も質屋で高額査定が期待できる代表格です。高級時計は元々の定価が高い上、デザイン性や精密な技術、耐久性に優れており世界中にコレクターが存在します。

そのため中古市場での人気も非常に高く、人気モデルであれば新品価格を上回るプレミア価値がつく例もあります。(※状態や付属品によって変動)。

ご家族から譲り受けた腕時計なども、一度プロの査定を受けてみる価値があるでしょう。

ブランドバッグや財布

シャネル、ルイ・ヴィトン、エルメスなどの高級ブランドのバッグや財布も質屋で高値がつきやすい品物です。

ブランド品は世界的に需要があり、中古でも欲しがる人が多いため、値段が落ちにくい傾向があります。特に定番モデルや人気モデルであれば中古市場でも高額取引されるため、質入れでも高い査定額が期待できます。

例えば、ルイ・ヴィトンやシャネルといった「値引きセールを行わないブランド」は新品の定価が維持されるため中古価格も高めに推移します。

一方でアウトレットや頻繁なセールがあるブランド品は新品が安価に手に入る分、中古相場が下がりやすい点に注意が必要です。

宝石類

ダイヤモンドやルビー、サファイアなどの宝石・宝飾品も高額査定になりやすい品物です。

宝石自体の市場価値が高いうえ、希少性があるため安定した需要があります。特に品質の良いダイヤモンドは高価買い取りが期待できます。

また、宝飾品の場合、ブランドジュエリーであればブランド価値がプラスされるため、ノーブランドのジュエリーより高価になりやすいです。

例えば、ティファニーやハリー・ウィンストンなどのジュエリーはデザイン性とブランド力で評価が高く、中古市場でも人気があります。宝石類は鑑定書や証明書が付属していると信用度が増し、適正価格で査定してもらいやすくなるでしょう。

スマートフォン

最近ではスマートフォンも質屋での担保対象として一般的になってきました。特にAppleのiPhoneや最新のハイエンドAndroid端末などは中古需要が高く、比較的新しいモデルであれば高額査定が期待できます

例えば、最新世代のiPhoneや大容量モデルは質屋でも高評価を受けやすく、機種にもよりますが高値が付くことがあります。スマホを質入れする際は動作状態やバッテリーの劣化状態も査定に影響します。

ただし、スマホは新機種の登場サイクルが早いため、古い機種になるほど値下がりが早い点には注意しましょう。

カメラやレンズ

デジタルカメラ本体や一眼レフの交換レンズなども、高額査定になりやすい品物です。

特に、ハイエンドカメラや有名メーカーの最新モデルは中古市場でも人気が高く、高値で取引されています。

高価なレンズも、新品価格が高いため中古需要があります。質屋でもカメラ専門の知識を持つ店舗では積極的に査定対象としており、状態が良ければ高額融資が受けられるでしょう。

値が低くなりやすい品物

反対に、市場での需要が低かったり劣化しやすい品物は、質屋での査定額が低くなりやすい傾向があります

以下は、質入れしてもあまり値段がつかない代表的な品物として挙げられます。

・古い家電
・使用感の強いバッグ
・需要の少ないブランド品
・傷が多いアクセサリー

古い家電

型落ちした古い家電製品は、質屋での評価が低くなりがちです。

家電やPC・デジタル機器類は次々と新製品が発売され、性能が向上して価格も下がっていくため、旧モデルは価値が急速に下がります。

特に製造から5年以上経過したテレビやパソコン、スマートフォンなどは、著しく性能が見劣りすることも多く、中古市場で買い手がつきにくくなります。

使用感の強いバッグ

ブランドのバッグであっても、使用感が強く状態が悪いものは査定額が伸び悩みます。

汚れやシミ、革の傷みが目立つバッグはリペア(修復)が必要になるため、そのぶん評価が下がります。

特にノーブランドや低価格ブランドのバッグの場合、購入価格自体が高くない上に使い古されていると中古需要がほぼ無いため、質屋でも値段が付かない場合があります。

逆にブランドバッグでも、保存状態が良くほとんど使っていない新品同様品であれば高値が付きやすいので、同じ商品でもコンディション次第で査定額に大きな差が出ます。

質入れを検討しているバッグは、事前に汚れを落として形を整えるなど、できる限り良い状態にして持ち込むことが大切です。

需要が少ないブランド品

ブランド品でも知名度が低かったり流行遅れのものは、中古市場で需要が少ないため質屋での評価額も低くなりがちです。

例えば、無名に近いブランドや、デザインが古く現代のトレンドに合わないファッションアイテムは、中古で買い手がつかず値段がつきません。

一方、知名度が高く人気のブランドであれば中古品でも購入希望者が多いため、高い金額で買い取られやすくなります。また、限定品であっても極端にニッチな趣味性の強いものは需要が限られるため、高値になりにくいです。

傷が多いアクセサリー

指輪・ネックレスなどのアクセサリー類も、傷が多かったり石が取れているものは査定額が低くなります。

貴金属素材そのものの価値は残りますが、傷だらけのアクセサリーは再販時に新品仕上げ(磨き直し)や修理が必要になるため、そのコストが考慮されて減額されます。

特にブランドアクセサリーで刻印が擦れていたり、宝石が欠けている場合は評価に響きます。

逆に、小傷程度であれば質屋側で研磨して再販できるため、大きなマイナスにはならない場合もありますが、基本的には状態の良し悪しが価格に反映されると考えましょう。

質屋に高値で担保してもらうポイント

質屋に高値で担保してもらうポイント

同じ品物でも、工夫次第で査定額が変わることがあります。質屋でより高値で担保にしてもらうためのポイントを押さえておきましょう。

ポイントとして、以下が挙げられます。

・綺麗な状態で査定
・付属品を揃える
・まとめて査定に出す
・金は相場のタイミングが重要

綺麗な状態で査定

質屋に品物を持ち込む際は、できるだけ綺麗な状態に整えておくことが大切です。

ホコリや汚れは柔らかい布で優しく拭き取り、可能であれば専用のクリーナー等で簡易クリーニングしておきましょう

高級なバッグやジュエリーで、自分では手入れが難しい場合はメーカーや専門店でクリーニングしてもらう手もあります。

ただし、修理やクリーニングにお金をかけ過ぎると、せっかく融資してもらう金額を上回ってしまう可能性もあるため注意が必要です。

付属品を揃える

購入時についていた付属品を可能な限り揃えておくことも、高額査定のポイントです。

ブランド品の箱・保存袋、保証書、説明書、鑑定書など、品物に関連するものは一緒に持って行きましょう。付属品が揃っていることで、その品物の真正性が証明できたり、次の購入者にとっても価値が上がるため、査定額にプラスに働きます

特に時計の場合、サイズ調整で外したベルトのコマなどが欠けていると減額要因になりますので、外した部品類も忘れず持参してください。

まとめて査定に出す

品物が複数ある場合は、できるだけまとめて一度に査定に出すことをおすすめします。

質屋によっては複数点を同時に利用するお客に対し、「おまとめ査定キャンペーン」等で通常より有利な査定額を提示してくれる場合があるためです。

実際、一点ずつ持ち込むよりもまとめて持ち込んだ方がトータルで高額になったというケースもあります。

ただしキャンペーンの有無は店舗によるので事前確認が必要です。

金は相場のタイミングが重要

金製品を質入れする場合、相場が高いタイミングを見計らうことでより高額な査定を得ることができます。

金の市場価格は日々変動しており、国際情勢や経済状況によって上下します。例えば、世界的な経済不安やインフレ懸念がある時期には金価格が上昇する傾向があります。

直近では新型コロナ禍や国際紛争などの影響で、金相場は過去最高水準に達しています。質屋に金を持ち込む際は、新聞やインターネットで日々の金相場をチェックし、できるだけピークに近い時期を選ぶと良いでしょう。

質屋で担保・質入れする手順

質屋で担保・質入れする手順について以下、確認していきましょう。

・担保品を査定に出す
・金額の決定
・身分証明書の提示
・質札と現金の受け取り

担保品を査定に出す

まずは担保にしたい品物を質屋に持ち込み、査定を依頼します。

店頭に品物を持参すると、鑑定士やスタッフがその品物の真贋や状態、市場相場を基に評価額を算出します。

最近ではLINEやメールで事前査定を受け付けている店舗もあり、おおよその金額を確認してから来店することも可能です。

査定は基本的に無料で行われ、もし提示額に納得がいかなければそのまま持ち帰ることもできます。なお、査定額はあくまで融資可能な上限金額であり、希望額がある場合は相談してみることもできます。

>>写真送るだけ! LINEで今すぐ無料査定する

金額の決定

査定が終わると、質屋から融資可能額(査定額)が提示されます。

提示額に納得したら、その金額で質入れする旨を伝え契約手続きに進みます。万一、金額に満足できなければ、ここで質入れを辞退して品物を持ち帰っても構いません。

提示額は市場相場や品物の状態、人気度などを総合的に判断したものです。「もう少し上がりませんか?」と一度だけ交渉してみるのも良いでしょう。

質屋によっては多少上乗せしてくれるケースもあります。ただし極端に相場とかけ離れた希望は通らないため、事前に相場感を掴んでおくことが大切です。

金額に合意したら、質入れ契約書類へのサインなどの手続きを行います。この時点で質屋に品物を預け、質草として保管してもらう形になります。

身分証明書の提示

契約にあたり、質屋では利用者に身分証明書の提示を求めます。

これは質屋営業法という法律で定められた手続きで、盗品の持ち込み防止や契約者確認のために必須です。

運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、健康保険証(+住所確認書類)など、氏名・住所・生年月日が確認できる公的な証明書を用意しましょう。

質札と現金の受け取り

契約が成立すると、質屋から現金を受け取ります。

同時に「質札」と呼ばれる受領証のようなものが発行され渡されます。質札には預けた品物の詳細、契約日、融資金額、質料(利息)の率や支払い期限などが記載されています。

この質札は後日品物を受け出す際に必要になる大切な証票ですので、無くさないよう保管してください

「質流れ」といって期限までに元金と利息を支払わなかった場合、品物の所有権が質屋に移ります。その期限は通常契約日から3ヶ月に設定されていることが多いです。

期限内であれば質札と本人確認書を持参し、元金と経過利息を支払うことで品物を取り戻す(質受け)ことが可能です。

期限までに手元に資金が用意できない場合でも、利息だけ支払えば期限延長に応じてくれる質屋も一般的です。

いずれにせよ、受け取った質札には重要な契約内容が書かれているので細部まで目を通し、大切に保管しておきましょう

質屋の担保に関するよくある質問

質屋で担保にできるものは?

代表的なものは、前述したような貴金属や宝石類、高級ブランド品です。
これらは需要が高いため高額査定になりやすく、質草として歓迎されます。ほかにも電化製品やデジタル機器や、楽器、高級洋酒、金券・商品券類などもあります。

質屋で車は担保にできる?

基本的には難しいと考えてください。
ほとんどの街の質屋では、自動車やオートバイといった大型の乗り物は預かり対象外としています。
その理由は、質屋が預かった品物は法律で定められた基準を満たす専用の保管庫に収める必要がありますが、車やバイクのように室内保管が難しい大型品は適切に保管できないためです。

質屋で担保にできないものは?

質屋の取り扱い基準は店ごとに異なりますが、一般的に以下のような品物は質入れできません。
・大型品(車・バイク・大型家電・大型家具など)
・不動産・有価証券(土地、権利書、株券など)
・危険物(火薬・燃料・刃物・ガスボンベなど)
・生き物・食品
・衣類・着物(一部の店舗では不可)
・故障品・価値が低い物
・違法品・偽物・真贋不明品
このあたりはどの質屋でも基本的に取り扱い不可です。

信頼され続ける安心の体制

昭和24年の創業から70年以上、経験豊富な鑑定士が常駐し、 お客様の目の前で丁寧に査定内容をご説明いたします。 査定方法やサービス内容はこちら をご覧ください。

査定料・キャンセル料は無料。 LINE査定や電話相談にも対応しており、初めての方でも安心してご利用いただけます。

ブログ一覧へ戻る
お問い合わせ・無料査定はこちら