将来資産になる物は何があるか知っていますか?
将来資産になる物は何があるかについて詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに将来資産になる物は何があるかについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
今回は、以下の内容について解説します。
・将来資産になる物(現物資産)とは?
・現物資産を持つメリット
・現物資産を持つデメリット
・将来資産になる物(現物資産)の詳細とは?
・現物資産と金融資産を両方持っておくのがおすすめ
将来資産になる物(現物資産)とは?
将来資産になる物とは、実体に価値があるとされる財産であり、一般的には現物資産と呼ばれます。
以下はその代表的な例です。
・不動産
・貴金属
・コレクション品
上記の資産は、その価値が上昇することを期待して購入し、所有されます。
不動産は、住居として使用され、貴金属は、工業用途などに利用されます。
コレクション品も、酒類は消費されたり、美術品は飾られたりして、その実物に利用価値があります。
資産の価値が下がった場合でも、実物が損なわれない限り、急に価値がゼロになることはまれです。
資産を保護するため、多くの人々が分散投資の一環としてこれらの資産を所有しています。
金融資産は物理的な形を持たず、直接的な利用価値はありませんが、現金化可能な評価額を有する資産です。
以下はその代表的な例です。
・現金
・債券
・株式
・小切手
・商品券
・投資信託
・生命保険
金融資産は景気の変動に強く左右される傾向があります。
世界情勢の変化により為替レートが揺れることもあり、企業の倒産によって株式の価値が失われる可能性もあります。
金融資産は発行元の信用によって価値が保証されています。
価値の変動が激しいため、金融資産は投資リスクが高いとされます。
現物資産を持つメリット
現物資産を持つメリットについて紹介します。
・売るタイミングによってはまとまったお金が手に入る
・金融危機があっても安心できる
・インフレにとにかく強い
・レバレッジ効果が期待できる
売るタイミングによってはまとまったお金が手に入る
現物資産は単体で価値を持つ財産です。
時間が経っても比較的価値が低下しにくく、たとえ減少しても金融資産のように価値がゼロになることはほぼ考えられず、適切に処理すれば大きな利益になります。
特に金は古くから世界的に価値が認められ、その価値は年々上昇しています。
10年前と比べて約3倍、15年前と比べて約4.5倍に上昇しています。
わずか数千円から投資を始めることができるため、投資初心者でも安心して始められます。
金融危機があっても安心できる
金融資産である株式や債券、外貨などは経済危機や国際情勢の変動により価格が大きく揺れます。
好景気では価値が上昇し、不景気では下落するのが一般的です。
過去にはリーマンショックやコロナショックの金融市場混乱により、過去最大の株価暴落も記録されました。
一方、実物資産はその価値が独立しており、経済の影響を受けにくい特性があります。
特に「金」は国際的に見て、金融市場が不安定になると価格が上昇する傾向があります。
インフレにとにかく強い
インフレはインフレーションの略語で、物価上昇という意味があります。
物価が上昇すると、お金の価値が低下します。
現物資産は物であり、インフレが起こるとその価値が上昇する傾向があります。
特に不動産は物価上昇に比例して価値が高まると考えられています。
このように、インフレに対応できる資産として、現物資産が安全資産と言われています。
レバレッジ効果が期待できる
レバレッジとは、投資額に対して複数倍の取引を行う事です。
株やFXなどでの信用取引がよく知られていますが、これは証拠金を預けてその数倍の取引を行うことです。
ハイリスクハイリターンの取引であり、失敗した場合の損失リスクが非常に大きいです。
このレバレッジ効果は不動産投資にも当てはまります。
不動産におけるレバレッジ効果は、銀行からの融資により実現されます。
ローンを組むことで自己資金の何倍もの額の物件を購入することができます。
不動産投資は株やFXと異なり、購入する物件の収益性や購入者の信用度が銀行によって評価され、融資を受けることができます。
また、家賃収入をローンの返済に充てることができるため、資産を所有しつつ収入を得ることができるのが不動産の魅力です。
現物資産を持つデメリット
実物資産はその状態によって資産価値が変動します。
売却して利益を得る場合には、良好な状態を維持する必要があります。
例えば、美術品の保管には湿度管理が欠かせません。
専門の保管サービスを利用したり、専用の保管施設を設置したりするためには維持費が必要です。
不動産にも固定資産税や管理費、火災保険料など、保有に関連する費用がかかります。
最終的には、上記の費用を上回る利益を得る必要があります。
将来資産になる物(現物資産)の詳細とは?
将来資産になる物(現物資産)を紹介します。
・金、銀、プラチナ
・腕時計
・高級ブランドバッグ
金、銀、プラチナ
金、銀、プラチナは資産価値が安定しているため、人気の高い投資先として選ばれています。
これらの貴金属は多岐にわたる用途があり、希少価値が高いため、価格が下がりにくい傾向にあります。
需要が大幅に減少する可能性も長期的には低いでしょう。
将来的には発掘量が減少すれば、価格が高騰する場合もあり、莫大な利益を得る可能性もあります。
価格が低い時に購入し、その後高値で売却することで利益を得る方法があります。
デザイン性がある物よりも喜平のネックレスやインゴットなど金、プラチナだけで作られている物が良いです。
金のダイヤリングなどはおすすめできません。
腕時計
コレクション品も現物資産として所有される投資先の一つです。
希少性、保存状態、そしてコレクターの評価によって価値が変動するため、安定した現物資産とは言い難いでしょう。
趣味で集めているコレクション品が結果として価値が上昇する事も少なくありません。
Rolexは、スポーツタイプ、パテックフィリップは、ノーチラス・アクアノートなど一定の品物だけが価値があると言われています。
高級ブランドバッグ
高級ブランドバッグも現物資産として所有される投資先の一つです。
特に高級ブランドバッグエルメスのバーキンは、1980年代に誕生してから一度も価格が下がっていないと言われています。
調査結果によると資産価値は年平均14.2%ほど上昇しており、仮に100万円で購入したバッグを10年間所有し続けると、約270万円のリターンを得られる計算になります。
エルメスは、バーキン、ケリー、シャネルチェーンショルダー、ルイヴィトンは、モノグラムやダミエなどの定番商品が現物資産におすすめです。
現物資産と金融資産を両方持っておくのがおすすめ
現物資産と金融資産を両方持っておくのがおすすめです。
現物資産は、インフレや金融危機に強く、一方、金融資産は簡単に現金化できるメリットがあります。
リスク分散を考える際には、両方を組み合わせるようにしましょう。
例えば、株式や投資信託しか持っていないという人は、不動産への投資を検討することができます。
ただし金融資産を減らして実物資産を増やすだけではなく、投資対象のメリットとデメリットを検討し、柔軟に対応するようにしましょう。
まとめ
今回は、将来資産になる物は何があるかについて詳しく解説しました。
将来資産になる物は何があるかについて詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして将来資産になる物は何があるかについての知識を深めて下さい。
自宅にある現物資産を売却したい場合は、まるみや商店へお気軽にご相談ください。