質屋の借入条件とは?質屋と消費者金融の違いも紹介

2024/07/19

質屋の借入条件を知っていますか?

質屋の借入条件について詳しく知っている方は少ないと思います。

そんな方向けに質屋の借入条件について詳しく解説します。

すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。

質屋と消費者金融の違いについても合わせて紹介します。

まずは、質屋の借入条件からみていきましょう。

この記事では以下の内容について解説します。

・質屋の借入条件とは?

・質屋と消費者金融の違い

・質流れするとどうなる?

・質入れのメリットとデメリット

・質入れできるものとは?

質屋の借入条件とは?

質屋で借入をするには、次の条件を満たす必要があります。

・20歳以上である(東京都では18歳以上、ただし高校生は不可)

・質屋に預ける品物と身分証明書を用意できる

質屋は信用情報機関に加盟していないため、信用情報の調査は行われません。

また、収入や職業、資産の有無などの審査もありません。

そのため、ブラックリストに登録されている方や無収入の方でも利用できます。

質屋で借りたお金は、質入れする品物の価値によって決まります。

借りられる限度額は、物品査定額の7割〜8割程度です。

質屋で借りたお金は、借入金を返済すればものを取り戻すことができます。

質屋で預けた品物は、原則として3ヶ月間預けられます。

預かり期間の最終日を「流質期限」といい、この期限を過ぎると品物の所有権は質屋に移ります。

質屋と消費者金融の違い

質屋と消費者金融はどちらもお金を貸すことで利益を得ていますが、その違いは何でしょうか。
まず、質屋は消費者金融とは異なり、利用者に対する審査がありません。
消費者金融が「人」に対してお金を貸すのに対し、質屋は「物」に対してお金を貸すためです。
そのため、ブラックリストに載っている人や収入がない人でも利用可能であり、信用情報機関の照会を行わないため、過去の信用事故も問題になりません。
ただし、未成年者は法律行為を単独で行うことができないため、親権者の同意が必要です。

質流れするとどうなる?

質屋は、質屋営業法に基づいて営業しているため、貸金業法の規制である「信用情報機関への登録」が不要です。 

(総量規制の対象外の借金として扱われるため、現在の借入額についても確認されません。)
万が一返済ができなくても、信用情報機関に事故情報として記載されることはありません。 ただし、期日までに返済ができない場合、担保に入れた品物が没収(質流れ)されます。
通常の買取に比べて、質入れは品物の査定額が低く提示されることが多いため、返済ができないと大きな損失を被る可能性があります。
返済の見込みがない場合は、無理をせず「買取」を選択することをおすすめします。
質入れは店頭での現金貸付、現金返済が原則です。
期日までに店舗に足を運べない場合も質流れとなるため、普段行かない場所での質入れは特に注意が必要です。

質入れのメリットとデメリット

審査がない

質屋は品物を担保として融資を受けられるものであり、カードローンのような返済能力を確認する審査はありません。

カードローンの審査に落ちた人でも質入れできる品物があれば、利用できます。

また、最短数十分で借入できることから、緊急でお金が必要というときにおすすめです。

返済の義務がない

質屋は、消費者金融や銀行から融資を受ける場合とは異なり、返済の義務はありません。

品物を返してもらいたい場合には、融資金額と利息を返済する必要があります。

しかし、品物を返してもらう必要がない場合には、返済しなくても問題ありません。

督促がない

質屋は返済がなされない場合、質入れの品物を売却することで損失を補います。

また、返済があった場合には利息で利益を得られるという仕組みであり、返済の有無に関わらず、質屋は利益を得られます。

そのため、カードローンのような督促がなく、督促のストレスを感じずに融資を受けられる点がメリットです。

借入の履歴が残らない

質屋でお金を借りても、信用情報には記録されません。

信用情報とは、クレジットカードやローンの申込みや利用に関する情報のことで、利用履歴や延滞履歴などが記録されています。

信用情報に記録されている内容によっては、住宅ローンの審査などに影響することがあり、借入の履歴を残さずに融資を受けたいと考える人もいるでしょう。

質屋は利用しても信用情報に記録されないため、利用履歴を残したくない人におすすめです。


希望の金額で借りられるわけではない

質屋での融資額は、預ける品物の種類や状態などに応じて決まるため、査定額が希望する金額に届かないことがあります。

そのため、質屋だけでは希望する金額の融資を受けられない可能性があります。

「どうしても今日中に10万円が必要」という場合には、質屋だけではなく、カードローンなどほかの方法も検討することがおすすめです。

金利が高い

質屋の上限金利は年率109.5%で、カードローンよりも高めに設定されています。

同じ金額を借りる場合、質屋のほうが多くの利息を支払うこととなります。

借りる金額が少額であったり、融資を受ける期間が短かったりする場合には、それほど金利の高さは気にならないでしょう。

しかし、高額の融資を受けたい場合や、借入の期間が長い場合には高額の金利が発生して、金利の高さをデメリットに感じる方が多いと思います。

質流れになった場合は預けた物を取り戻せない

質流れになった場合に、預けた物を取り戻せない点も質屋のデメリットです。

質流れとは、質入れした品物が期限切れのために質屋の所有物となることです。

期日までに返済をして返してもらう予定だったとしても、期限を忘れていたり、突然入院してしまったりして、期日までに返済できなくなる可能性もあります。

質流れしてしまった場合には、借入金額と利息を返済したとしても、手元に品物は返ってきません。

ただし、基本的に質流れした品物は、預け入れた質屋で販売されます。

そのため、預け入れた品物が店舗に並んでいる場合には購入することで、手元に戻すことは可能です。

質入れできるものとは?

 

コロナ禍の影響で釣りブームが再燃し、中古の釣具が高値で取引されています。

特にダイワやシマノのリールなど、国内メーカーの人気商品が注目されています。

半導体不足の影響でカーナビの需要が高まっており、特に最新機種や地デジ対応のモデルが高値で取引されています。

DIYブームにより電動工具の需要が増加しており、マキタや日立などの有名メーカーの商品が特に高値で売れています。

高性能でデザイン性に優れた家電製品の需要が高く、特に調理家電や美容器具が人気です。

アップル製品は新旧問わず高値で取引されており、修理パーツの入手が容易で再販しやすいため、中古市場でも人気があります。

ニンテンドースイッチやプレイステーション5などのゲーム機の需要が高まっており、人気タイトルとセットで売ると査定額が上がります。

商品券は幅広い用途で使えるため、高額で取引されており、デパートやカード会社系の商品券が特に人気です。

ルイ・ヴィトンやエルメスなどの高級ブランド品は高値で取引されており、特に新作や定番商品が注目されています。

ダイヤモンドやルビーなどの宝石は高額で取引されており、品質評価基準が高いものほど査定額が高くなります。

ロレックスやヴァシュロン・コンスタンタンなどのブランド時計は高値で取引されており、スポーツモデルや人気シリーズが特に人気です。

金やプラチナは常に高値で取引されており、需要の安定性と生産量の少なさから、質屋で高価で取引されています。

まとめ

今回は、質屋の借入条件について詳しく紹介しました。

質屋の借入条件について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。

まるみや商店でも貴金属、宝石、iPhone、iPad、Applewatchなどのアップル製品の質預かりや買取を行っています。

紹介した内容を参考にして質屋の借入条件についての知識を深めて下さい。

大阪の質屋で貴金属、宝石、iPhone、iPad、Applewatchなどのアップル製品の質入れや買取をしてほしいならまるみや商店にご相談下さい。