【質屋】楽器を質入れ(買取)する時のコツ

2024/10/08

質屋で楽器を質入れする時のコツを知っていますか?

質屋で楽器を質入れする時のコツについて詳しく知っている方は少ないと思います。

そんな方向けに質屋で楽器を質入れする時のコツについて詳しく解説します。

すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。

まずは、質屋で楽器を質入れする時のコツからみていきましょう。

合わせて、ギターの弦を交換したときに行いたいクリーニング、高額買取になりやすい楽器の特徴も詳しく紹介します。

この記事では以下の内容について詳しく解説します。

・質屋で楽器を質入れする時のコツ

・ギターの弦を交換したときに行いたいクリーニング

・高額買取になりやすい楽器の特徴

質屋で楽器を質入れする時のコツ

問題なく音が出るか確認

楽器の買取店の中には「壊れていても買取ります」と謳っている業者もありますが、壊れている場合は大幅に買取額が下がるのは事実です。

楽器を高く買い取ってもらうためには、できるだけ壊れた箇所がないことが重要です。

音が出ないといった致命的な欠陥だけでなく、金属部分のくすみや傷も査定に影響します。すべての機能を試して問題なく音が出るか確認しておきましょう。

もし音が出ない部分があれば、それだけ買取額は下がります。

壊れた楽器は事前に買取可能かを確認する

壊れた楽器でも買取る業者もあれば、買取らない業者もいます。

事前に買取可能か確認しておくことが重要です。

楽器の種類によっては壊れていても買取可能な場合があります。

例えば、電子楽器は壊れていても使える電子部品を取り出して転売することができます。

ただし、電子楽器を分解して部品を見極める技術が必要です。

この技術はすべての楽器買取業者が持っているわけではありません。

木管楽器の修理技術を持つ業者なら、多少壊れた木管楽器でも買取できるでしょう。

どの楽器にも修理技術を持つ業者は限られるため、壊れた楽器を売りたいなら事前の調査が必要です。

自分で軽くメンテナンスしておく

買取に出す楽器は、事前に軽くクリーニングしておきましょう。

汚れやホコリがついていると、査定士の心証が悪くなり、高値がつきにくくなります。

楽器には汚れがつきやすい場所やホコリが溜まりやすい場所があるので、しっかりクリーニングしておきましょう。

ただし、磨きすぎて傷つけないように、柔らかい布で軽く拭く程度にしましょう。

楽器ごとのクリーニングポイント

・エレキギター 

ブリッジやコントロール部、ノブ周り、弦の下などに汚れが溜まります。

レリック加工がある場合はくすませたままにしましょう。

ステッカーが貼ってある場合は無理にはがそうとせず、そのまま出すのが無難です。

・管楽器 

目に見える部分だけを布で拭く程度にしましょう。

素人が分解してクリーニングするのは危険です。

キーやピストンの動作を確認しておくと査定額が上がります。

・電子楽器 

ボタン周辺に汚れが付きやすいので、水で濡らした布で軽く拭き取ってください。

アルコールやクリーニング剤の使用は避け、水拭きだけにしましょう。

ヴィンテージ楽器は無理に掃除やメンテしない

ヴィンテージ楽器を買取に出す場合は、無理に掃除やメンテナンスをしないほうが良いです。

汚れやホコリを軽く拭き取る程度にしておきましょう。

買取業者はクリーニングのプロなので、任せたほうがうまくいきます。

購入時の箱や保証書などの付属品も一緒に出す

楽器を売却する場合は、購入時の箱やアダプター、取扱説明書、保証書などの付属品をつけて査定に出しましょう。

これらの付属品は買取価格をアップさせます。

特に収集目的の購入者には新品に近い状態のものを求めるため、付属品が多いと高価になります。

できるだけ早く売る

電子系やデジタル楽器は、使わないと思ったら早めに売るほうが高値になります。

新しいモデルが出る前に売ったほうが良いです。

一部のヴィンテージ品を除き、楽器の価格は放っておくと下がる傾向にあります。

複数の業者に査定してもらう

楽器を売却する場合は、複数の業者に査定してもらい相見積もりを取ることをおすすめします。

他社も査定していることを伝えることで、高値がつきやすくなります。

ただし、業者間で談合されることもあるので注意が必要です。

ギターの弦を交換したときに行いたいクリーニング

フレット磨き

使用していると必ず色がくすんでくるフレットも、この機会に磨きましょう。

フレットをピカピカにするだけで、気分が上がります。

手の汚れがつきやすい指板の清掃も行います。

メイプル指板は塗装面なので行いませんが、ローズウッド指板やエボニー指板は未塗装のため、オレンジオイルやレモンオイルでクリーニングします。

金属パーツ磨き

金属パーツ類のクリーニングを行います。

ペグ、ブリッジ、ノブ、ジャックプレート、ストラップピン、ネックセットプレート、各種ビスは時間が経つと白く曇ったり、サビが出たりします。

金属パーツのクリーニングを行うことで、新品同様のピカピカのギターになりますので、ぜひ実施してください。

電子パーツクリーニング

電子パーツの清掃です。

電子パーツにガリが出ないように接点復活剤を使用すると、電子パーツの寿命を延ばすことができます。

ガリが出ていない状態でも、予防策として使用することをおすすめします。

高額買取になりやすい楽器の特徴

有名ブランドの楽器

有名ブランドの楽器は、買取市場で常に高い需要があります。

例えば、ギターならフェンダーやギブソン、ピアノならヤマハやカワイといったブランドは、初心者からプロまで幅広く愛用されています。

これらのブランドは、高品質な音色や耐久性、ブランドイメージが評価されるため、買取価格が高くなる傾向があります。

特に限定モデルや状態の良い楽器は、さらに高値で取引される可能性が高いです。

限定モデルや廃盤となったモデル

限定モデルや廃盤モデルの楽器は、コレクターや音楽家の間で高い人気を誇ります。

ハイエンドモデルやアーティストモデル、ヴィンテージ楽器は、希少性が高く、買取価格もプレミアムになります。

特定のアーティストが使用しているモデルや限定生産品は、市場価値が大きく上昇します。こうした楽器を所有している場合、専門の買取業者に査定を依頼することで高額買取が期待できます。

製作者が有名な弦楽器

有名な製作者による弦楽器は、音楽家やコレクターの間で非常に高い価値を持ちます。

アントニオ・ストラディバリ、アンドレア・アマティ、ジュゼッペ・グァルネリのような伝説的な製作者のバイオリンは、音色の美しさと工芸品としての価値が評価されています。

これらの楽器は歴史的背景や製作者の名声が相まって、買取価格が非常に高額になることがあります。

専門知識のある買取業者に相談することで、適正な価格で売却できるでしょう。

まとめ

今回は、質屋で楽器を質入れする時のコツについて詳しく紹介しました。

質屋で楽器を質入れする時のコツは複数あります。

質屋で楽器を質入れする時のコツについて詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。

質屋では、楽器などの買取や質預かりをする事も可能で、まるみや商店でも楽器の質預かりや買取を行っています。

紹介した内容を参考にして質屋で楽器を質入れする時のコツについての知識を深めて下さい。

質屋で楽器の質入れや買取をしてほしいなら、是非まるみや商店にご相談下さい。