質入れする時のポイントを知っていますか?
質入れする時のポイントについて詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに質入れする時のポイントについて詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、質入れする時のポイントからみていきましょう
合わせて、質入れする時に知っておきたい事も紹介します。
この記事では以下の内容について解説します。
・質入れする時のポイント
・質入れする時の流れ
・質札を紛失した場合の対処法
・質入れする時に知っておきたい事
質屋で質入れする時のポイント
質屋で質入れする時のポイントは以下の通りです。
・質屋での質入れは質入れする物の査定額が上限
・質屋の利息はローンとは違う
・質流れになる事がある
質屋での質入れは、質入れする物の査定額が上限
質屋は、返済がなされないリスクを考慮し、買取価格に近い金額を貸し出します。借りた金額に対する責任を理解し、返済計画を適切に立ててください。
例えば、高級ブランドの時計を質に出す場合でも、市場価格を下回る査定額になる可能性があります。
査定結果に不満がある場合は、質入れを見送ることも可能です。
不安がある場合は、質入れを決定する前に査定額を確認しましょう。
質屋の利息はローンとは違う
質屋の利息計算方法は、一般的なローンとは異なります。
金融機関のローンでは、「年利」で金利が表示されますが、質屋では「月利」で金利が表示されます。
この違いを理解することが重要です。
質屋の金利は、年利に換算すると、金融機関のものより高くなることがあります。例えば、月利2%は、年利換算で24%になります。
質屋は質屋営業法に基づき、年利の上限を109.5%まで設定できます。
質入れの契約期間は、通常3ヶ月程度と短期間であるため、月利が高く設定されます。
したがって、質屋特有の金利計算ルールを理解し、バッグや時計を預ける前にサービス内容を確認しておくことが重要です。
質流れになる事がある
質屋では、質流れという制度があります。
質入れの契約期間が過ぎても商品を引き取らない場合、預けた品物は質屋の所有になります。
契約期間は通常3ヶ月とされています。
品物を失いたくない場合は、期限までに返済金を用意し、再度質屋を訪れる必要があります。
質流れになった品物は、基本的に店頭やオンラインで販売されます。
また、複数の質屋が共同で開催するイベントで販売されることもあります。
質流れになった商品を買い戻すには、店頭で販売されている間に買うしかありません。
質流れで商品を失うリスクを考慮し、返済計画を慎重に立ててから質屋を訪れることが重要です。
質入れの流れ
質入れの流れは以下の通りです。
・身分証明書の提出と書類の記入
・現金と質札の受け取り
身分証明書の提出と書類の記入
査定が完了したら、身分証明書を提出します。
質屋営業法と古物営業法では、初回利用時に身分証明書の提出が義務付けられています。
有効な身分証明書には、運転免許証、健康保険証、パスポート、学生証、外国人登録証などです。
現金と質札の受け取り
身分証明書を提出し、契約に必要な書類を記入した後、現金と質札を受け取ります。
質札は、質入れした物の預託証で、契約日、顧客番号、質入れ金額、代表商品、利息額、流失期限、延長期限、利息振込口座などが記載されています。
質札は重要な書類なので、紛失しないように注意し、紛失した場合は質屋に連絡して再発行の手続きを行ってください。
質屋で借りられる金額は、通常、査定額の70%〜80%程度です。
借りたい金額以上の査定額の物を持ち込む必要があります。
質屋での貸付期間は、基本的に3ヶ月で、毎月利息の支払いが必要です。
利息の上限は年率109.5%で、貸金業法の上限金利よりも高く設定されています。
期限内に元金と利息を支払えば商品を取り戻すことができますが、延長を希望する場合は利息のみを支払うことで延長することが可能です。
質札を紛失した場合の対処法
質札を紛失した場合は、すぐに質物を預けた店舗に連絡してください。
身分証明書(現住所が記載されているもの)を持参して来店すれば、質札を再発行します。
出質時には身分証明書(現住所が記載されているもの)で本人確認を行っているため、本人を装った他人が出質することを防ぎます。
一般的には、質札を紛失しても返済不能になったり、品物を受け取れなくなったりすることはありませんので、ご安心ください。
しかし、そのままにしておくと、本人以外の誰かが品物を受け取ってしまう可能性があります。
例えば、質札を見つけた人が質屋で品物を引き取る可能性があります。そのような事態を防ぐためにも、早めに質屋に連絡することが重要です。
質入れする時に知っておきたい事
質入れする時に知っておきたい事は以下の通りです。
・土地の権利証を担保にした借金は不可能
・赤ロム端末は、質入れを拒否されることが多い
・iPhoneなどが質流れした場合ファミリー設定が原因で家族に通知が行く場合がある
土地の権利証を担保にした借金は不可能
質屋では、土地の権利証を担保にして資金を調達することはできません。
これは、権利証が基本的に担保としての機能を果たさないからです。
質屋は、物品の所有権を担保にして資金を借りるシステムです。
質屋に権利証を提供しただけでは、所有権が移転されるわけではありません。
不動産の所有権を移転するには、所有権移転登記などの手続きが必要です。
そのため、土地の権利証は担保としての価値が認められず、資金を借りることは困難と言えます。
赤ロム端末は、質入れを拒否されることが多い
キャリアによる通信制限がかかった赤ロム端末は、質入れを拒否されることが多いです。
携帯電話としての価値がないと判断される可能性があるからです。
赤ロム端末とは、通信会社から支払い遅延などの理由でネットワーク利用制限がかけられている端末のことです。
例えば、契約中のiPhoneなどを質屋に預け、そのまま質流れになったとします。
そのiPhoneなどを誰かが購入したときに、支払い遅延が発生してネットワーク利用制限がかかると、携帯電話として利用できなくなります。
このような事態を避けるために、多くの質屋では赤ロム端末の預かりを避けていることが多いです。
iPhoneなどが質流れした場合ファミリー設定が原因で家族に通知が行く場合がある
質入れした物が質流れになった場合、App製品の所有権が店舗になり、データは全て初期化されます。
その時、他のApple製品に通知が送られることがあります。
ファミリー設定を行っている場合、家族にも通知が送られ、質入れした物が店舗に預けられたことが位置情報等から判明する可能性があります。
質入れした物が質流れになった場合、データ削除や初期化に伴う通知等について、店舗側に責任はないので注意が必要です。
まとめ
今回は、質入れする時のポイントについて詳しく紹介しました。
質入れする時のポイントついて詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
質入れする時のポイントは、質屋での質入れは質入れする物の査定額が上限
質屋の利息はローンとは違う、質流れになる事があるです。
紹介した内容を参考にして質入れする時のポイントについての知識を深めて下さい。
大阪で質入れする時は、まるみや商店にご相談ください。