
古いお酒の買取相場を知っていますか?
古いお酒の買取相場について詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けに古いお酒の買取相場について詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、古いお酒の買取相場からみていきましょう。
この記事では以下の内容について解説します。
・古いお酒の買取相場とは?
・人気の古いお酒とは?
・古いお酒を高く買い取ってもらうコツ
・古いお酒を買い取ってもらう時の注意点
古いお酒の買取相場とは?
ウイスキーの買取市場では、特に長期熟成された銘柄が高い評価を受ける傾向にあります。
人気のある銘柄の買取相場を見ると、余市1984の20年貯蔵シングルモルトは最大64万円、竹鶴35年のピュアモルトは最大41万6,000円で取引されることがあります。
また、ボウモア38年1957や響21年九谷焼の特別仕様品は、それぞれ最大38万4,000円の査定額が付くこともあります。
ボウモア32年1968年も高額で取引され、最大28万8,000円の買取実績があります。
ただし、保存状態によって価格が変動するため、実際の査定額は異なる場合があります。
ブランデーの買取市場では、レミーマルタンやヘネシーなどの人気ブランドの高級品が高値で取引されます。
例えば、レミーマルタン ルイ13世のベリーオールド(クリアケース仕様)は最大7万3,600円、四角形箱の現行品は最大7万2,640円での買取実績があります。
マーテル コルドンブルー バカラ仕様は最大3万9,680円、ヘネシー パラディ エクストラの旧グリーンボトルは最大3万7,760円、ヘネシーXOのバカラクリスタルデキャンタは最大2万8,320円の査定額が付くことがあります。
市場での需要や保存状態によって査定額は変動するため、売却の際には事前に最新の買取相場を確認することが大切です。
人気の古いお酒とは?
竹鶴35年は、2000年から2011年にかけて限定生産された希少なウイスキーです。
現在は販売されておらず、その価値の高さから買取価格は約25万〜55万円にもなります。市場では非常に珍しい存在で、空き瓶でさえ買取対象となるほどの人気を誇ります。
販売価格は約70万〜130万円に及び、高級バーなどで見かけることもあります。
響30年は、年間わずか数千本しか生産されない希少なサントリーウイスキーです。
市場に出てもすぐに完売するため、入手困難な銘柄として知られています。
販売価格は約65万〜100万円であり、買取価格も60万〜80万円ほどと高額になることが多いです。
余市20年シングルモルトは、すでに終売となっている希少なウイスキーのひとつです。
余市シリーズには「余市10年」や「余市12年」などがありますが、この20年ものは特に価値が高いとされています。
販売価格は約40万〜70万円であり、買取価格は5万〜20万円ほどとなっています。
白州シリーズの最高峰である白州25年シングルモルトは、世界的なコンペティションでも高い評価を受けた名品です。
定価は700mlで12万5千円ですが、市場では約47万〜85万円で取引されることが多く、買取価格も約20万〜35万円となっています。
山崎25年シングルモルトは、山崎シリーズの中でも特に希少価値の高いウイスキーとして知られています。
年間生産数が限られているため、定価での購入は困難であり、市場では約120万〜160万円で取引されることが一般的です。
買取価格は高額で、60万〜100万円に達することもあります。
希少性と高い人気を兼ね備えた一本として、多くのウイスキー愛好家から注目を集めています。
古いお酒を高く買い取ってもらうコツ
ボトルの査定額を少しでも高くするためには、まず見た目の状態を整えることが重要です。ボトルの外観がきれいであれば、査定時の印象が良くなり、買取価格の向上につながります。
ただし、過度な清掃はラベルの剥がれやビンの破損を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
基本的には、ほこりを落としたり、軽く拭き掃除をする程度で十分です。
ビンを傷つけないように、柔らかい布やほこり落とし用のモップを使い、優しくほこりを取り除きましょう。
その際、ラベルにはできるだけ触れないようにすることが大切です。
最後に、乾いた柔らかい布でガラス部分を軽く拭きますが、濡れた布や洗剤は使用しないようにしましょう。
水分や洗剤はラベルの剥がれやコルクの劣化を招く原因となります。
また、拭いても落ちない汚れは無理にこすらず、そのままにしておくことをおすすめします。
査定を依頼する際には、付属品の有無も確認しておくことが重要です。
ヴィンテージとしてのお酒の価値の中心はもちろん中身ですが、コレクターの中には、ボトルだけでなく元の箱や専用ケースなどの付属品にも価値を見出す人がいます。
そのため、付属品がそろっているほど査定額が高くなる傾向があります。
特に希少なお酒や高級酒の場合、付属品の有無によって査定額が数万円単位で変動することもあります。
もし付属品がある場合は、できるだけそろえて査定に出すことでより高額な買取が期待できます。
さらに、まとめて売却することで査定額の向上を狙うことも可能です。
買取業者は、種類や本数をまとめて買い取ることを好む傾向があります。
大量にまとめて売却すれば、業者側の人件費や作業時間が削減されるため、その分査定額に上乗せされることが多くなります。
一点ずつ査定するよりも、複数本まとめて売ることで、より良い条件で買取が成立する可能性が高まります。
コレクションを整理する際は、ある程度の本数をまとめて査定に出すのがおすすめです。
古いお酒を買い取ってもらう時の注意点
お酒を買取に出す際は、未開封の状態であることが原則です。
ただし、未開封であっても保存状態が悪く、コルク部分が破損している場合は買取不可となることがあります。
未開封の判断基準として、キャップ部分にはキャップシールと呼ばれるビニールや封印紙が貼られています。
これが未開封であることを証明するため、シールが破れていると開封されていなくても開封済みとみなされるため注意が必要です。
特に、古いお酒のキャップシールは経年劣化によって破れやすくなるため、保管時には傷つけないよう慎重に扱いましょう。
査定額を左右する重要な要素として、見た目の状態も挙げられます。
ラベルの汚れや破損、キャップ部分に吹き出しの跡があると査定額が下がる原因となるため、査定前にはホコリや汚れを軽く拭き取ることが大切です。
簡単な清掃を行うだけでも査定額が向上する可能性があります。
長期間の保存による液漏れを防ぐためには、ウイスキーやワインのボトルの栓部分にパラフィルムを少し延ばしながら巻き付けておくのが有効です。
この方法によって気化を防ぎ、保存状態を良好に保つことができます。
長期間の保管を考えている場合は、こうした対策を講じるとよいでしょう。
また、査定額に影響を与える要素として付属品の有無も重要です。
お酒の本体だけでなく、元箱や専用ケースなどの付属品がそろっているほど、査定額が上昇しやすくなります。
特に希少価値の高いお酒では、付属品があるかどうかで査定額が数万円単位で変わることもあるため、しっかり保管しておくことをおすすめします。
買取価格をより高くするためには、1本ずつ査定に出すのではなく、複数の種類や本数をまとめて売却するのが有効です。
業者側にとっては一度に多くの品を買取るほうがコスト削減につながるため、その分査定額が上乗せされる傾向があります。
コレクション整理の際は、ある程度の本数をまとめて査定に出すことで、より高値での買取が期待できます。
さらに、稀少なワインやブランデー、ウイスキーの場合は、空ボトルでも買取の対象となることがあります。
買取に出す際には、空ボトルも査定の対象となる可能性があるため、手元にある場合は業者に確認してみるとよいでしょう。
まとめ
今回は、古いお酒の買取相場について詳しく紹介しました。
古いお酒の買取相場について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
質屋では、お酒などの買取や質預かりをする事も可能で、まるみや商店でもお酒の質預かりや買取を行っています。
紹介した内容を参考にして古いお酒の買取相場についての知識を深めて下さい。
質屋でお酒の質入れや買取をしてほしいなら、是非まるみや商店にご相談下さい。