ウイスキー投資のやり方を知っていますか?
ウイスキー投資のやり方について詳しく知っている方は少ないと思います。
そんな方向けにウイスキー投資のやり方について詳しく解説します。
すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
合わせて、ウイスキー投資の種類などについても紹介します。
今回は以下の内容について解説していきます。
・ウイスキー投資とは?
・ウイスキー投資のやり方
・ウィスキー投資の種類
・ウイスキーの質入れや買取なら「まるみや商店」へ
ウイスキー投資とは?
ウイスキー投資とは、希少価値のあるボトルや熟成によって価値が高まると見込まれるウイスキー樽を資産として保有し、その価値が上がることを狙う投資方法です。
ウイスキーは飲料として楽しまれますが、ボトルを開封しなければ長期保存が可能であり、投資対象となり得ます。
ウイスキー投資のやり方
カスクの投資の方法
①カスクを選び申し込みをする
「カスク・インベストメント」というサイトで、カスクを申し込みます。
会員登録後、希望するウイスキー樽(カスク)を購入申し込みできます。
商品ページでは価格がポンド表記されているため、現在の為替レートを参考に日本円に換算しましょう。
「カスク・インベストメント」には日本円換算で50万円以下で購入できるカスクもありますので、検索ページの「Search By Price」を利用して予算に合ったカスクを選びやすくなっています。
ポンドの価格表記を参考にして、自身の予算に合ったカスクを選びましょう。
②所有権証明書を保管しておく
カスク投資では実際にカスクをご自宅で保管するのではなく、イギリスの歳入庁が管理する保税倉庫で保管します。
専門家による徹底した品質管理と盗難防止対策が施されており、安全にウイスキーカスクを保有できます。
ウイスキーカスクの所有は、イギリス政府によって登録番号が付与された所有権証明書で証明されます。
政府公認の証明書によって所有を証明し、長期的に保管することでウイスキーカスクの熟成が進行します。
③売却の申し込みをする
ウイスキーカスクを売却したい場合は、売却の申し込みを行います。
「カスク・インベストメント」では、通常3か月前後で売却が完了することが多く、実物資産としては流動性が高いといえます。
投資家やボトラーズ、サプライヤー、オークションハウスなど、多くの売却先が存在し、豊富な出口戦略があるためです。
購入価格(手数料などのコストを含む)と売却価格の差が損益となり、最終的な運用実績が決定します。
カスクの種類にもよりますが、短期的に結果を出すことは難しいため、10年以上の保有期間を見込んで売却を考えると良いでしょう。
例えば、熟成年数0年のウイスキーカスクを購入し、12年、18年後に売却することで、スコッチウイスキーとして熟成年数を表記して商品化できる年数になります。
ウイスキーボトル投資の方法
ウイスキーボトル投資は、将来的な値上がりが期待できるボトルを入手し、長期間保有する方法です。
売却時には、自分で買い手を見つけるか、お酒買取店舗に持ち込む方法があります。
しかし、高級ウイスキーは偽物も多いため、信頼できる購入先から購入することが重要です。
適切な保管をしないと劣化するリスクがあるため、保管方法にも注意が必要です。
ウイスキー自体の熟成はボトル内では進まないため、価値の上昇は市場価格に依存します。自分で売却先を見つける必要があるため、リスクが高く、初心者には難しい投資方法です。
ウイスキー投資を始めるなら、ボトル投資よりもカスク投資の方がリスクが少なく、手間もかからず初心者向けです。
ウイスキー投資の種類
ウイスキーボトルへの投資
日本では、山崎をはじめとする海外でも評価されるウイスキーボトルが存在し、その希少性と品薄状態から価格が高騰しています。
これらの希少価値のあるウイスキーボトルを保有することで、投資対象となる最も一般的な方法がウイスキーボトルへの投資です。
山崎のボトルによっては、当時の定価の10倍から100倍の価格で取引されており、その話題性とともに注目を集めています。
日本国内でもウイスキーボトルを入手して実践しやすい投資方法ですが、注意点もあります。
ウイスキーはボトル未開封のままであれば劣化が進みにくいとされますが、これは適切な保管方法が前提です。
理解不足のまま保管すると劣化するリスクがあるため、注意が必要です。
さらに、長期間保有して価値が上がっても、買い手を見つけられない場合や売却時に保管状態の信頼性が問われることも問題となります。
劣化を防ぐためにはワインセラーなどで保管することが理想ですが、これには電気代などのコストがかかります。
短期的な売買を繰り返す場合は、投資というよりも転売となり、1〜2本のボトルなら問題ありませんが、継続的に転売を行う場合、日本の酒税法に基づく免許取得が必要で、行政処分の対象となることもあります。
このような背景から、短期的な売買行為には悪印象を持たれることが多く、ウイスキー投資に対する誤解の原因となっています。
ウイスキー樽(カスク)への投資
日本からウイスキーに投資する有力な方法として、ウイスキー樽(カスク)への投資があります。
ウイスキー樽はボトル詰め前の状態であり、ウイスキーは樽の中で数十年の時を過ごします。
熟成はボトル詰め後には進まないため、樽の状態で保有することが重要です。
例えば、同じ銘柄のマッカラン12年と25年では、一般的に25年の方が価値が高くなります。
そのため、長期保有して熟成させたウイスキーは、購入時よりも価値が大幅に上昇することが期待されます。
この特性から、長期の資産運用に適しており、海外の富裕層を中心に注目される投資方法です。
日本でも近年、ウイスキー樽の購入サービスが提供されるようになり、代表的なサービスには「カスク・インベストメント」があります。
ウイスキー樽は蒸溜所が資金調達のために売却するものであり、購入することで蒸溜所への支援にもなります。
しかし、ウイスキー樽の購入価格は数十万円から億単位に及ぶため、初期投資費用が高額です。保管方法や信頼性についても十分に理解しておく必要があります。
ウイスキー投資信託(ファンド)への投資
ウイスキーを直接購入するのではなく、間接的に投資する方法として、ウイスキー投資信託(ファンド)への投資があります。
投資信託は、投資家から集めた資金を専門家に運用委託し、成果を投資家に分配する仕組みです。
株式や債券、不動産を対象とするREITなどが代表的ですが、近年ではビットコインも投資対象となり、ウイスキーを対象とする投資信託も存在します。
ただし、日本の証券取引所に上場しているウイスキー投資信託はなく、海外の投資信託を利用する必要があります。
信頼性のある投資先を選ぶ必要があり、日本からの投資は敷居が高いため、初心者には難しい方法といえます。
ウイスキーの質入れや買取なら「まるみや商店」へ
まるみや商店では、ウイスキーの質入れや買取を行っています。
山崎25年など大阪でウイスキーの質入れや買取先を探しているなら「まるみや商店」へご相談ください。
ウイスキー投資をする際は、ウイスキー投資のメリットとデメリットを知っておく必要があります。
ウイスキー投資のメリットとデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
まとめ
今回は、ウイスキー投資のやり方について詳しく紹介しました。
ウイスキー投資のやり方について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
まるみや商店では、ウイスキーの質入れや買取を行っています。
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