高額買取になりやすいギターメーカーを知っていますか？

高額買取になりやすいギターメーカーについて詳しく知っている方は少ないと思います。

そんな方向けに高額買取になりやすいギターメーカーについて詳しく解説します。

すでに詳しい方は、改めて確認するつもりで読んでみて下さい。

まずは、高額買取になりやすいギターメーカーとは何かからみていきましょう。

合わせて、ギターを質入れ（買取）する前にしておきたいことについても紹介します。

この記事では以下の内容について解説します。

・高額買取になりやすいギターメーカーとは？

・ギターを質入れ（買取）する前にしておきたいこと

高額買取になりやすいギターメーカーとは？

GIBSON（ギブソン）

Gibsonはアメリカ・テネシー州ナッシュビルに本拠を構える大手楽器メーカーです。

1894年に職人オーヴィル・ヘンリー・ギブソンによって創業されました。

ミシガン州カラマズーでマンドリンを製作しており、1902年にはThe Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.として販売会社が設立されました。

1924年、ギブソン社のロイド・ロアーが世界初のギター用ピックアップ、アコースティック弦楽器用のコンデンサー型ピックアップを開発し、1935年には、マグネット型ピックアップを搭載したエレクトリック・ハワイアン・ギターのEH-150とエレクトリック・スパニッシュ・ギターのES-150を発表し、これがギブソン初のエレクトリック楽器となりました。

1941年、レス・ポールがソリッドボディエレクトリックギター（LOG）をEpiphone社の工場を使用して開発しました。

しかし、ギブソン社に持ち込んだ際は却下されてしまいます。

しかし、最終的には1952年にギブソン社からレス・ポールの販売が実現しました。

1957年には、ハムバッキング・ピックアップを搭載したレスポールスタンダードモデルが発表されました。

ピックアップは有名なP.A.F.です。

Fender（フェンダー）

Fender Electric Instrument Manufacturing Companyは、創設者レオ・フェンダーによって1946年に設立された楽器メーカーです。

主にエレクトリックギターとアンプの製造を行っています。

Fender Japanは、エレキギターブームの時代に日本の各メーカーが安価にFenderのストラトキャスターやGibsonのレスポールをコピーしたものに対抗するために設立されました。Fender Japanの製造・販売を行ったのはフジゲンで有名な富士弦楽器製造です。

運営はアメリカのFender社とフジゲンが株主となり設立された株式会社フェンダージャパンによって行われました。

しかし、1997年にフジゲンは株式会社フェンダージャパンの株式を全て売却し、事業から撤退することになりました。

その後、Fender Japanを引き継いだのが神田商会で、神田商会の引き継ぎ後、シリアルナンバーの上にある「Made in Japan」が「Crafted in Japan」に変更されました。

Martin（マーティン）

Martin社は、アメリカのギター、マンドリン、ウクレレのメーカーであり、世界中のミュージシャンに愛用されています。

創業者はドイツ人のクリスチャン・フレデリック・マーティンで、1833年にニューヨークで楽器店を開くと同時にギター製作を始めました。

その後、1838年にペンシルベニア州ナザレスに移住し、本格的にギター製作を開始しました。

現在の社長も同じくC.F.マーティンという名前ですが、これはマーティン社が伝統的な「同族企業」であるためです。

会社全体で家族的な雰囲気を大切にし、従業員全員が仕事に誇りを持ち、ギターを愛し、マーティン社を愛するという社風が非常に特徴的です。

また、マーティン社の工場は住宅地の中にあり、工場というよりも学校のような見た目をしています。

戦前に40本だけ製造された「オリジナルOM-45」や91本だけ製造された「プリウォーD-45」モデルが代表的です。

これらのモデルは、演奏する人と聴く人の両方を魅了する音を奏でることが特徴です。

Ibanez（アイバニーズ）

Ibanezは、愛知県名古屋市に拠点を構える星野書店の楽器部として1908年に創業された、星野楽器のギターとベースに名を冠したブランドです。

Ibanezの始まりは、スペインのギター製作家サルバドール・イバニェスの工房がスペイン内戦によって廃業した後、星野楽器がその工房を買い取ったことにあります。

初めはイバニェス・サルバドールブランドでしたが、後にアイバニーズと名前が変わりました。

星野書店で楽器が作られた背景には、教科書など学校の教材を扱う中で、音楽の教材としてオルガンなどの楽器が求められたことがあります。

アイバニーズのギターは非常にスタイリッシュで、想定されるジャンルでのプレイアビリティが高いのが特徴です。

しかし、プロジェクトごとに自由なコンセプトを取り入れているため、「こうでなければならない」という決まりはありません。

ポップス、ロック、デスメタル、初心者から超絶技巧派まで、幅広いジャンルをカバーするラインナップが揃っています。

また、アイバニーズは多弦ギターの普及にも貢献しており、現在では8弦ギターや9弦ギターまで開発しています。

多弦ギターやコイルタップ機能を持つモデルが代表的で、扱いやすく弾きやすいギターは初心者からプロまで幅広く愛用されています。

ギターを質入れ（買取）する前にしておきたいこと

どんな中古品でも売る前には掃除が重要です。

ボディに汚れがあると査定額が低くなるため、できるだけ綺麗な状態にすることをおすすめします。

音が出ないギターは、査定額が低くなる傾向があります。

必ず音出しを行い、正常に音が出るか確認しましょう。

ただし、ギターの弦は元々消耗品なので、多少錆びていても査定にはほとんど影響しません。

ギター購入時のケースや保証書、付属品が残っている場合は、買取価格が上がる可能性があります。

特に古い楽器では部品の製造が終了していることが多いため、付属品が揃っていることが査定価格に大きく影響することがあります。

一度押入れや物置などを探してみましょう。

ネットでギターを買取ってもらう場合、買い手は実際に商品を手に取って見ることができません。

そのため、写真と説明文でギターの状態をわかりやすく伝える必要があります。

写真はできるだけ綺麗に撮り、説明文はわかりやすく書くように意識しましょう。

ちなみにギブソンやフェンダーなどのメーカーは、有名アーティストが使用していることもあって非常に人気があります。

特に、1980年以前のモデルであれば、高額で買取されることが多いです。

さらに、海外メーカーだけでなく国内メーカーのギターでも、1970年代〜1980年代の木材を使用しているものは高値が付きやすい傾向があります。

まとめ

今回は、高額買取になりやすいギターメーカーについて詳しく紹介しました。

高額買取になりやすいギターメーカーについて詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。

質屋では、楽器などの買取や質預かりをする事も可能で、まるみや商店でも楽器の質預かりや買取を行っています。

紹介した内容を参考にして高額買取になりやすいギターメーカー、ギターを質入れ（買取）する前にしておきたい事についての知識を深めて下さい。

質屋で楽器の質入れや買取をしてほしいなら、是非まるみや商店にご相談下さい。