時計の見本市

2018/03/24

大阪天六、質買取の丸宮商店のサカイです。

 

毎年1月から3月にかけて、毎年大きな時計の国際見本市が開催されます。

各ブランドの今年の行く末を占う大切な時期でもあり、時計好きには今年のトレンドが分かる

興味の尽きない時期でもあります。

この時期、特に大きな見本市といいますと、リシュモン参加のブランドが中心である

SIHH(通称ジュネーブサロン)、フランク・ミュラーを中心に開催するWPHH、

そして時計見本市の代名詞的な存在であるバーゼルワールド、この3つです。

SIHHはリシュモン傘下のヴァシュロン・コンスタンタン、ランゲ&ゾーネ、

カルティエ、パネライなどと、独立系ブランドのオーデマ・ピゲ、ジラール・ペルゴ、

ロジェ・デュブイ、リシャール・ミル、ユリス・ナルダン、ショパールなど錚々たるブランドが

出展しています。開催時期は1月です。

WPHHはフランク・ミュラーを中心にピエール・クンツなどのブランドが出展していますが、

フランク・ミュラーのインパクトが大きすぎて、正直他のブランドが霞んでしまっている

気がします・・・・。開催時期は1月です。

そして3/22から開催されるバーゼルワールドは、ここ数年参加するブランドが他の見本市に移籍したり、

出展自体を取りやめたり、

あるいは主催者の意向が量より質に移行したことにより、参加するブランドが減っていますが、

それでも700社前後が参加する世界最大の見本市です。オメガ、ブレゲ、ハリー・ウィンストンなどを傘下に持つ

スウォッチグループを中心に、LVMH傘下のホイヤー、ウブロ、ゼニス、ブルガリなど、

そしてなんといっても、独立系ブランドの王者ROLEXや世界No.1ブランドであるパテック・フィリップも参加する

今でも大変魅力的な見本市です。

私たち質買取を生業とする立場から見ると、やはり今年のROLEXの新作がとても気になるところ・・・・。

様々な憶測が飛び交っていますが、新作の発表とともに相場が大きく変動するのがROLEXの特徴であり、

それ故にマニア、コレクターも多いのがROLEX。中古市場において、ROLEXは品薄傾向にあり、

海外からの引き合いも強いことから、買取相場は上昇傾向にあります。

一体いつまで上がり続けるのでしょう・・・・。

 

 

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