大阪天六、質買取の丸宮商店のサカイです。
毎年1月から3月にかけて、毎年大きな時計の国際見本市が開催されます。
各ブランドの今年の行く末を占う大切な時期でもあり、時計好きには今年のトレンドが分かる
興味の尽きない時期でもあります。
この時期、特に大きな見本市といいますと、リシュモン参加のブランドが中心である
SIHH(通称ジュネーブサロン)、フランク・ミュラーを中心に開催するWPHH、
そして時計見本市の代名詞的な存在であるバーゼルワールド、この3つです。
SIHHはリシュモン傘下のヴァシュロン・コンスタンタン、ランゲ&ゾーネ、
カルティエ、パネライなどと、独立系ブランドのオーデマ・ピゲ、ジラール・ペルゴ、
ロジェ・デュブイ、リシャール・ミル、ユリス・ナルダン、ショパールなど錚々たるブランドが
出展しています。開催時期は1月です。
WPHHはフランク・ミュラーを中心にピエール・クンツなどのブランドが出展していますが、
フランク・ミュラーのインパクトが大きすぎて、正直他のブランドが霞んでしまっている
気がします・・・・。開催時期は1月です。
そして3/22から開催されるバーゼルワールドは、ここ数年参加するブランドが他の見本市に移籍したり、
出展自体を取りやめたり、
あるいは主催者の意向が量より質に移行したことにより、参加するブランドが減っていますが、
それでも700社前後が参加する世界最大の見本市です。オメガ、ブレゲ、ハリー・ウィンストンなどを傘下に持つ
スウォッチグループを中心に、LVMH傘下のホイヤー、ウブロ、ゼニス、ブルガリなど、
そしてなんといっても、独立系ブランドの王者ROLEXや世界No.1ブランドであるパテック・フィリップも参加する
今でも大変魅力的な見本市です。
私たち質買取を生業とする立場から見ると、やはり今年のROLEXの新作がとても気になるところ・・・・。
様々な憶測が飛び交っていますが、新作の発表とともに相場が大きく変動するのがROLEXの特徴であり、
それ故にマニア、コレクターも多いのがROLEX。中古市場において、ROLEXは品薄傾向にあり、
海外からの引き合いも強いことから、買取相場は上昇傾向にあります。
一体いつまで上がり続けるのでしょう・・・・。