「お金が足りない・・・」
となってしまったとき、皆さんはどうしますか?
中には、友人に借りようと考える方もいるでしょう。
ただ、友人にお金を借りるのは非常にリスキーであり、一歩間違えると友情に亀裂が入ってしまいます。
そこでこの記事では、友人からお金を借りるデメリットと注意点について、詳しく解説していきます。
かけがえのない友人との友情を「お金」で台無しにしないためにも、ぜひチェックしておいてください。
友人からお金を借りる理由として多いもの
友人からお金を借りる理由として多いのは、以下3つです。
- 一時的な出費が発生したから
- 生活費が足りなかったから
- 遊ぶお金が無くなったから
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
一時的な出費が発生したから
一時的な出費を補うために、友人からお金を借りるケースは意外とよくあります。
この場合、金額は数千円から高くても数万円前後になることが多く、数日以内に返済するケースがほとんどです。
返済までの期間が短い場合や、金額が少ない場合は、大きな問題に発展しにくいといえます。
ただし、返済が滞ったり、毎回借り入れをしている場合は信頼を失うことがありますので注意してください。
生活費が足りなかったから
家賃や光熱費、スマホ代などの生活費が足りなくなったという理由で友人からお金を借りる方も多くいます。
収入の範囲内で生活をしていれば、急に生活費が足りなくなるといったトラブルは発生しません。
つまり、生活費が足りなくなるということは、ギャンブルや浪費など、自分自身に何らかの問題がある場合が多いということです。
このような場合、友人から不信感を抱かれやすく、距離を取られてしまうケースもありますので注意しましょう。
遊ぶお金が無くなったから
遊ぶお金が無くなったからという理由で、友人にお金を借りる方も一定数います。
このような場合、正直に理由を伝える方はそう多くありません。
「生活費が足りない」「支払いに間に合わない」といった、それらしい理由をつけてお金を借りる方が大半です。
ただ、本当の理由を知られてしまった場合、その瞬間に友情が壊れてしまうことがありますので注意してください。
友人からお金を借りるメリット、デメリット
では次に、友人からお金を借りるメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリット
友人からお金を借りるメリットは、以下の通りです。
- 利息が発生しない
- 審査や手続きが必要ない
- すぐに現金を用意できる
金融機関からお金を借りる場合は、所定の審査や手続きが必要であり、利息も発生します。
しかし、友人からお金を借りる場合は、審査や手続きが不要であり、ほとんどの場合は利息も発生しません。
また、すぐに現金を振り込んでくれたり、手渡してくれたりする場合が多いため、素早く必要なお金を用意できます。
デメリット
友人からお金を借りるデメリットは、以下の通りです。
- 信用を失う可能性が高い
- 対等な立場ではいられなくなる
友人からお金を借りる最大のデメリットは、信用を失う可能性が高いことです。
返済期日を守らなかったり、頻繁にお金を借りていたりすると、あっという間に信頼を失います。
お金によって壊れた友情は、元通りにならないこともありますので注意してください。
また、友人とは「対等な立場」であることが基本です。
ただし、そこにお金の貸し借りが発生した場合、債権者と債務者という関係になり、対等な立場ではなくなります。
そうなれば、お互いに気を使ってしまい、少しずつ心の距離が離れてしまうこともありますので、安易にお金の貸し借りはしない方が良いです。
友人からお金を借りる場合に起こりうるトラブル
友人からお金を借りた場合、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 返済に関するトラブル
- 友達との信用トラブル
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
返済に関するトラブル
友人からお金を借りるときに起こりやすいのが、返済に関するトラブルです。
期日までに返済しなかったり、返済したかどうかを忘れたりするとトラブルが起こりやすくなります。
一度返済に関するトラブルが起こると、二度とお金を貸してもらえなくなったり、友情が壊れてしまったりしますので注意が必要です。
友人との信用トラブル
友人からお金を借りるときにもっとも気をつけなければならないのは、信用トラブルです。
期日までにしっかりと返済していたとしても、お金を借りるという行為自体が信用低下に繋がることがあります。
「毎回お金をせびられる」といったイメージが定着すると、距離をおかれたり、壁を作られたりしますので、友情に傷をつけたくない場合は、できる限りお金の貸し借りをしない方が良いです。
友人からお金を借りるときにやってはいけないこと
友人からお金を借りるときにやってはいけないことは、以下の通りです。
- 何度もお金を借りる
- お金を返さない
- お金を借りるときに嘘をつく
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
何度もお金を借りる
お金を借りるという行為は、信用を失う原因になります。
一度や二度であればまだしも、繰り返し友人からお金を借りていると、自分に対しての信用が著しく低下しますので注意してください。
場合によっては、友情に亀裂が入り、疎遠になってしまうこともありますので、頻繁にお金を借りるのはやめましょう。
お金を返さない
基本的なことではありますが、人から借りたものは必ず返さなければなりません。
特にお金に関しては、何が何でも返す必要があります。
一度でも返済が滞ると、その瞬間に友情が壊れます。
先ほども解説したように、お金が原因で壊れた友情は、元に戻らない可能性が高いため、友人からお金を借りる際は「何が何でも返す」と心に誓いましょう。
お金を借りるときに嘘をつく
友人からお金を借りるときは、理由を正直に伝え、納得してもらうことが大切です。
しかし、場合によっては、友人にもいえない理由でお金が必要になることがあるでしょう。
このようなときに、嘘をついてお金を借りようとする方がいますが、絶対にNGです。
なぜなら、その嘘がバレた瞬間に、友情が壊れるからです。
友人からお金を借りるしか方法がないときは、いいにくい理由であっても正直に伝え、納得してもらった上で借りるようにしましょう。
友人からお金を借りるときのポイント
友人からお金を借りるときのポイントは、以下の通りです。
- 必ず会って相談する
- 借用書を作る
- 返済期日を伝える
- 理由を具体的に伝える
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
必ず会って相談する
友人からお金を借りるときは、必ず会って相談しましょう。
先ほども解説したように、お金を借りるという行為は信用を失う原因になるため、とにかく慎重にことを進めていかなければなりません。
直接会って、理由を正直に伝えることによって、友人から信用してもらいやすくなるため、友情に亀裂を作ることなくお金を借りられる可能性が高くなります。
遠方に住んでいる場合や、どうしても会えない場合は電話で伝えるのがおすすめです。
近年では、LINEをはじめとするチャットサービスが主流になっていますが、文章は受け取り手によって解釈が異なり、場合によってはトラブルになったり、友情が壊れてしまったりすることがあります。
そのため、間違っても文章で「お金を貸してほしい」とはいわないようにしましょう。
借用書を作る
借りる金額が大きくなる場合は、借用書を作りましょう。
借用書とは、金額や返済期日などを明記した書類のことであり、お金の貸し借りがあったことや返済する意思があることを証明するための書類です。
金融機関などからお金を借りる際は、必ず借用書を作りますが、友人からお金を借りる際は作らないケースが多いです。
ただ、借用書があるのとないのでは、お金を貸す側の安心感が全く違ってきますので、相手に安心してもらうためにも必ず作成してください。
借用書は手書きでも構いませんが、ネット上のテンプレートを使ったり、市販のものを使ったりして作成することもできますので、お金を借りる側が用意しておきましょう。
返済期日を伝える
友人からお金を借りるときは、返済期日をはっきりと伝えることが大切です。
中には、
「○日くらいには返す」
「○週間くらいで返せると思う」
といった曖昧な回答をする方もいますが、これでは相手の信用を得られません。
「○日までには絶対に返す」と断言することによって、相手に信用してもらいやすくなります。
可能であれば、その返済期日を設定した根拠についても伝えるようにしましょう。
「給料が入るから」といったように、なぜその日に返せるのかを伝えることによって、相手に安心してもらえるようになります。
理由を具体的に伝える
友人からお金を借りるときは、理由を具体的に伝えましょう。
「家賃が○万円足りなくて、○日には給料が入るから、その日まで貸してほしい」
「今月○○の支払いがあって、○万円足りないから、○日まで貸してほしい」
といったように、具体的な理由を伝えることによって信用してもらいやすくなります。
理由を伝えないと、友人はお金を貸している間中ずっと不信感を抱くことになり、その不信感が原因で友情に亀裂が入ることもありますので注意してください。
友人以外からお金を借りる方法
友人からお金を借りる場合、メリットよりもデメリットやリスクの方が大きくなる場合があります。
お金が原因で友人と仲たがいしたくない方は、友人にお金の相談をする前に、以下の方法を検討してみてください。
- 親に借りる
- 銀行から借りる
- 質屋を利用する
- 買取を利用する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
親に借りる
どうしてもお金が必要になったときは、真っ先に友人を頼るのではなく、まずは家族に相談してみましょう。
もちろん、家族だからいいということではありませんが、赤の他人よりは信用してもらいやすいですし、トラブルリスクも軽減できます。
ただし、毎回家族に相談をしていると呆れられてしまいますし、場合によっては大きなトラブルに発展することもありますので注意してください。
銀行から借りる
友人や家族に迷惑をかけたくない場合は、銀行から借りるのがおすすめです。
銀行から借りる場合、審査や手続きが必要ですが、友人や家族からの信用を失う心配はなくなります。
ただし、銀行は家族や友人よりも条件が厳しく、当然利息も発生しますので注意してください。
実際に、銀行から借り過ぎてしまって、首が回らなくなってしまっている方もたくさんいますので、計画的に利用するようにしましょう。
質屋を利用する
誰にも迷惑をかけずにお金を借りたい場合は、友人でも家族でも銀行でもなく、質屋を利用するのがおすすめです。
質屋とは、価値のある品物を担保として預け、その品物の価値に応じた金額を借りられるサービスのことです。
質屋は、金融機関と違って返済の義務がありません。
期日までに返済をしなかった場合、担保として預けていた品物の所有権が店舗に移るだけです。
このことを専門用語で「質流れ」と呼びます。
返済がなかったからといって、督促が届いたり、取り立てが行われたりといったことはありませんので、安心して利用できます。
買取を利用する
急にお金が必要になった場合、すぐに「借りる」ことを考えるのではなく、それ以外の方法で資金調達ができないかを考えることが大切です。
例えば、自宅で眠っている不用品を売却したり、使っていないブランド品を売却したりすることによって、一時的ではありますが、お金を用意できます。
買取サービスは、借入とは違うため、返済といった概念がそもそもありません。
誰にも迷惑をかけず、自分にとっての負担も軽減できますので、急にお金が必要になった時はひとまず「買取」を検討してみましょう。
まとめ
友人からお金を借りることによって、スムーズにお金を用意できるようになりますし、返済期日や利息についても柔軟に相談できるようになります。
ただし、友人からお金を借りる場合は、信用を失う可能性が高く、様々なトラブルの引き金になることもありますので、安易に相談するのはおすすめできません。
誰にも迷惑をかけずにお金を用意したい場合は、質屋を利用するのがおすすめです。
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