「新しい楽器を買ったけど、古い楽器もまだ使えるから捨てられない」
このような悩みを抱えている方はたくさんいるでしょう。
音楽が好きな方にとって、楽器は命と同じくらい大事な道具です。
そのため、新しい楽器を買ったからといって、簡単には捨てられませんよね。
そのような方は、買取に出してみるのがおすすめです。
この記事では、使っていない楽器を高く売る方法や、売るときのポイント、注意点について詳しく解説していきます。
楽器はどうやって売ればいいの?
まだ使える楽器は、
- 買取店
- 質屋
- フリマアプリ
- リサイクルショップ
など、様々なお店・サービスで売却ができます。
ただ、売却先によってメリットとデメリットが異なるため、自分に合った売却先を慎重に選んでいかなければなりません。
買取店・質屋を利用するメリット、デメリット
まずは、買取店や質屋で楽器を売るメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリット
買取店や質屋で楽器を売るメリットは、
- 気軽に売却できること
- 不具合があっても買取してもらえる可能性があること
です。
楽器買取に対応している買取店や質屋に持ち込むことにより、数分から数十分ほどで査定が完了しますので、すぐに現金化できます。
また、楽器買取に強みを持っている買取店や質屋であれば、多少不具合が起こっていても買取してもらえるケースがありますので、一度査定に出してみることをおすすめします。
デメリット
買取店や質屋で楽器を売るデメリットは、希望金額で売却できない可能性があることです。
有名なブランドの楽器や、状態が良い楽器は高価買取に期待できますが、必ずしも希望金額で売れるわけではありません。
買取店や質屋は、相場を確認しながら査定額を決めるため、場合によっては「安いな・・・」となってしまうこともあります。
フリマアプリで売るメリット、デメリット
では次に、フリマアプリで楽器を売るメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット
フリマアプリで楽器を売るメリットは、
- 希望額で売れる可能性が高いこと
- 自分のタイミングで売れること
です。
フリマアプリは、スマホさえあれば誰でも利用できます。
また、自分の希望額で販売でき、尚且つ自分のタイミングで出品や発送ができるため、気軽に楽器を売りたい方におすすめです。
デメリット
フリマアプリで楽器を売るデメリットは、
- トラブルリスクがあること
- 手間がかかること
です。
フリマアプリは非常に便利ですが、個人間取引となるため、トラブルが発生してしまうこともあります。
仮にトラブルが起こった場合、自ら対応しなければならないため、精神的に疲弊してしまう可能性が高いです。
また、
- 商品説明
- 商品画像
などの設定も自分で行わなければならず、楽器が売れたら梱包と発送をしなければならないため、手間をかけたくない方にはおすすめできません。
リサイクルショップで売るメリット、デメリット
では次に、リサイクルショップで楽器を売るメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット
リサイクルショップで楽器を売るメリットは、
- 気軽に売れること
- 楽器以外もまとめて売却できること
です。
買取に対応しているリサイクルショップは、品物のジャンル問わず対応してくれるケースが多いため、楽器だけでなく様々なものをまとめて売却できます。
デメリット
リサイクルショップは、楽器の買取をメインに行っているわけではありません。
そのため、場合によっては査定額が安くなってしまうこともあります。
また、状態によっては買取を断られたり、そもそも買取を行っていなかったりするケースもありますので、事前に確認しておくことが大切です。
楽器を高く売るコツ
大切な楽器だからこそ、できるだけ高く売りたいですよね。
そのような方は、以下で紹介するコツを意識しながら売却の準備を進めてみてください。
綺麗な状態で査定に出す
楽器を高く売るためには、できるだけ綺麗な状態で査定に出すことが大切です。
できる範囲でメンテナンスを行うことによって、査定額アップに期待できます。
これは、フリマアプリを使う場合も同じで、汚れやホコリなどが付着していると、高値で売却しにくくなりますので注意しましょう。
付属品は必ずつける
楽器に限らず、買取においては付属品の有無が査定額に大きく影響します。
以下のような付属品があると、査定額アップに期待できますので、事前に揃えておきましょう。
- ケース
- 取扱説明書
- ケーブル
- ピック
- 予備の弦
- 六角レンチ
楽器単体でも売却できますが、場合によっては査定額が落ちてしまうことがありますので注意してください。
実績のあるお店を選ぶ
楽器を高く売るためには、楽器の買取に強みを持つお店を選ぶことが大切です。
楽器の買取実績が豊富なお店には、知識と経験が豊富な査定士が在籍しているため、相場通りの価格で買取してもらえる可能性が高くなります。
ただし、中には楽器の買取に対応していないお店もありますので、事前に確認しておきましょう。
できるだけ早く査定に出す
楽器は消耗品であり、時間の経過とともに劣化していきます。
ヴィンテージ楽器は別ですが、一般的な楽器は劣化が進むと価値が落ち、買取価格も下がる傾向にあります。
そのため、少しでも高く売りたい場合は、できるだけ早く査定に出すことが大切です。
楽器を売るときの注意点
では最後に、楽器を売るときの注意点について詳しく見ていきましょう。
これから紹介するポイントを覚えておかないと、査定額が落ちてしまったり、売ってから後悔したりする可能性が高くなりますので注意してください。
カスタマイズした箇所は元に戻す
楽器は、演奏して楽しむだけでなく、カスタマイズして楽しむこともできます。
カスタマイズをすることによって、自分だけのオリジナル楽器を作れるようになりますので、モチベーションを維持しやすくなります。
ただ、売る際はカスタマイズした箇所を元に戻すことが大切です。
もちろん、カスタマイズした状態でも買取してもらえることもありますが、純正の楽器に比べると査定額が落ちる傾向にあります。
中には、
「どうやって元に戻せばいいかわからない」
と悩んでいる方もいると思いますが、そのような方はもともと取り付けられていたパーツもセットで査定に出しましょう。
そうすることによって、査定額の大幅ダウンを防ぎやすくなります。
売る方法によって買取額が変わる
先ほど解説したように、楽器の売却方法には様々な種類があります。
どの方法を選ぶかで、買取額(販売額)が大きく異なりますので、事前にリサーチをしておくことが大切です。
例えば、フリマアプリを使う場合、自分の希望金額を設定できるため、買取店や質屋、リサイクルショップに比べて高く売れる可能性もあります。
ただし、その分手間や負担が大きくなり、トラブルが発生するリスクも大きくなりますので、査定額(販売額)だけでなく、各方法の特徴やメリット、デメリットについても事前にリサーチしておきましょう。
まとめ
使っていない楽器が自宅で眠っている場合は、買取もしくは売却を検討するのがおすすめです。
有名なブランドでなくとも、まだ使える楽器であれば高価買取してもらえる可能性があります。
ただ、楽器を売却する方法はたくさんあり、それぞれでメリット、デメリットが異なりますので、今回紹介したことを参考にしながら、ご自身に合った方法を探してみてください。
「楽器をできるだけ高く売りたい」
「手間と時間をかけたくない」
という方は、楽器の高価買取実績が豊富な「まるみや商店」までお気軽にご相談ください。