大阪天六の質買取まるみやのサカイです。
GWも終わりましたね~。長い連休をとれた方は
仕事の感を取り戻すのが大変そうですね・・・・。
お店で買取したり、預かったりするブランドのほとんどが、
ヨーロッパのブランドですが、今のファッション業界は
コングロマリット化が進み、1つのグループに複数のブランドが
ぶら下がっている状態です。主なコングロマリットは
LVMH、PPR、リシュモン、この3つでしょう。
LVMHには、その名前の通り、ルイヴィトンを始めとして、
ロエベ、セリーヌ、ブルガリ、ディオール、フェンディ、タグ・ホイヤー、
ショーメ、ゼニス、ウブロ、デ・ビアスなどの有名ファッションブランドだけでなく、
ワイン・スピリッツ系のブランド、化粧品のブランド、おもしろいところでは
免税店でおなじみのDFSもLVMHの傘下です。
PPRには、グッチ、ボッテガ・ヴェネタ、イヴ・サンローラン、バレンシアガ、
ステラ・マッカートニー、ブシュロン、プーマなどを傘下に収めています。
リシュモンには、ランゲ・アンド・ゾーネ、カルティエ、クロエ、IWC、
ジャガー・ルクルト、ロジェ・デュブイ、モンブラン、ピアジェ、
ヴァシュロン・コンスタンタン、ヴァン・クリーフ・アンド・アーペルなど
時計宝飾ブランドを中心に傘下に収めています。
あとはカルバン・クライン、トミー・ヒルフィガーなどを傘下に収める
アメリカ系のPVHぐらいでしょうか・・・。
資金繰り、戦略的なブランド展開を考えると、グループに参加することが
ブランド生き残りの最良なのでしょうね。ランバンやジャンフランコ・フェレなど
経営難が噂されているブランドも、いずれはこれらのグループに吸収されるか、
中国系の新興投資グループに買収されていく運命なのでしょう・・。
売るのには長けているのでしょうが、そのブランドが持つ創業当初からの
アイデンティティも保たれるのか、今後も興味が尽きないところです。