金の資産価値が高い理由は?売却のタイミングやコツも紹介!

2024/12/21

金は、資産価値が高いことで有名です。

とはいえ、

「そもそも、なぜ金は資産価値が高いの?」

という疑問を抱えている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、金の資産価値が高い理由や売却のコツ、タイミングについて詳しく解説していきます。

意外と知らない金の基礎知識

金には、大きく分けると5つの種類があります。

  • 24金:純金の含有量が99.99%
  • 22金:あまり一般的ではないが、24金と18金のいいとこ取りができる
  • 18金:純度が比較的高く加工がしやすいため、ジュエリーによく使われる
  • 14金:純度は若干低いが、リーズナブルな価格で手に入る
  • 10金:純度が低いため劣化しやすいが、その分価格も安い

24金や18金はよく耳にすると思いますが、それ以外の種類もあるため、ぜひ覚えておいてください。

金の資産価値が高い理由は?

冒頭でも解説したように、金は資産価値が高いことで有名です。

以下、その理由について詳しく見ていきましょう。

希少価値が高いから

金は、埋蔵量に限りがある資産です。

現在でも採掘されていますが、このまま掘り続けるといずれ資源が枯渇するともいわれています。

つまり、金は希少性が非常に高いということです。

このようなことから、様々な市場で高値がつけられています。

需要が高いから

金は、ジュエリーや工芸品、建築物などにも使われている需要の高い金属です。

今後も、金の需要がなくなることはないと考えられているため、一定の価値を保ち続けられるのです。

流動性が高いから

流動性が高いことも、金の資産価値が高い理由の1つといえます。

先ほども解説したように、金は常に一定の需要があるため、売りたいと思ったときにすぐに売却できます。

このようなことから、気軽に購入できる資産として注目されているのです。

信用力が高いから

金以外の投資商品では、株式や債券、仮想通貨などが有名ですが、これらは金に比べると信用力が低いといえます。

なぜなら、会社が倒産したり、価値が暴落したりする可能性があるからです。

一方、金は先ほど解説したように、常に一定の価値があり、あるとき突然価値が0円になることは考えにくいです。

このように、資産としての信用力が高いということも、金の価格が高い理由の1つといえるでしょう。

金の資産価値はどう決まる?

では次に、金の資産価値が決まる要因として代表的なものをいくつか紹介していきます。

需要と供給のバランス

モノの価格は、需要と供給で決まります。

金も例外ではなく、需要が増えれば価格が引き上げられ、供給量が需要を上回れば価格が下がるという仕組みになっているのです。

経済状況

金の資産価値は、各国の経済状況や世界情勢に左右されます。

「有事の金」という言葉があるように、世界情勢が悪化したり、経済危機が訪れたりすると、人々は今持っている資産を手放して金に投資する傾向にあります。

このようなことから、世界のどこかで大きなトラブルが起こると金の価格が上昇しやすくなるのです。

インフレ・デフレ

インフレとデフレも、金の資産価値に大きな影響を与えます。

インフレとは物価が上がることで、デフレとは物価が下がることです。

金もモノですから、物価が上がると価格が上がります。

こう聞いて、

「物価が下がる(デフレ)と金の価値も下がるのでは?」

と考える方が多いと思いますが、そうではありません。

デフレになると、人々は価値が0にならないと考えられている金に投資します。

このようなことから、デフレ時でも価格が上がるケースがあるのです。

金はどのタイミングで売ればいい?

では次に、金を売却するタイミングについて詳しく見ていきましょう。

相場が高騰しているとき

金をはじめとする資産を高く売るためには、相場が高騰しているタイミングを狙って売却する必要があります。

金は、暴落や高騰が少ない資産ですが、それでも日々価値が変動していますので、売却を検討している方はこまめに相場をチェックしておきましょう。

円安・ドル高になっているとき

金の国際取引は、米ドルで行われています。

円安ドル高になっているときは、米ドルに対する日本円の価値が下がるため、金の価格が上がる傾向にあるのです。

このようなことから、円安ドル高となっている現在は、金を売却する絶好のタイミングといえます。

世界情勢が悪化したとき

先ほど解説したように、世界情勢が悪化すると人々は安全資産である金への投資を始めます。

金の資産価値は需要と供給によって決まるため、金を購入する方が増えると必然的に価格も高騰するのです。

つまり、世界情勢が悪化し、人々が金を買い始めたタイミングで売却することによって、より大きな利益を手にしやすいといえます。

金を高く売るにはどうすればいい?

では次に、金を高く売る方法について詳しく見ていきましょう。

メンテナンスをする

インゴットや、金のアクセサリーなどの現物資産を売りたい場合は、事前にメンテナンスをしておきましょう。

表面に付着したホコリや汚れを取り除くだけでも、高価買取に期待できます。

逆に、汚れた状態で査定に出すと、査定額が落ちてしまう可能性が高くなりますので注意してください。

タイミングを見計らう

金を高く売るためには、タイミングを見計らうことが大切です。

繰り返しになりますが、金は暴落や高騰が少ない資産ですが、相場は常に変動しています。

相場をこまめにチェックし、タイミングを見計らって買取に出すことによって、高値で売却しやすくなります。

金の相場は、インターネットで検索をすれば簡単に調べられますので、売却を検討している方は毎日チェックしましょう。

信頼できる買取店を探す

金を売却する際は、信頼できる買取店を探すことが大切です。

  • 丁寧に査定を行ってくれるか
  • 無料で査定を受けられるか
  • キャンセルは無料で行えるか

などを確認することによって、買い叩かれたり、トラブルに発展したりする可能性が低くなります。

全国には、金の買取に対応している店舗がたくさんありますが、それぞれで特徴や強みが異なりますので、事前にしっかりとリサーチを行い、信頼できる店舗を見つけましょう。

金以外のアイテムもまとめて売る

買取店は、お客様から買取したアイテムを再販することによって利益を得ています。

そのため、金以外のアイテムをまとめて売却することにより、査定額が上がる可能性が高くなるのです。

ジュエリーやブランドアイテムなど、使っていない品物がある場合は、まとめて査定に出してみましょう。

税金に注意

金を売却して得た利益には、税金がかかります。

多くの場合は「譲渡所得」に分類され、所有期間や金額に応じて課税されます。

具体的には、売却益から特別控除となる50万円を差し引いた金額に対して税金がかかりますので注意が必要です。

ただし、5年以上保有している場合は、上記の式で算出した課税対象となる金額の1/2が課税対象となり、短期保有より税金を抑えられるため、できるだけ税金を安くしたい方は5年以上保有してから売却することをおすすめします。

まとめ

金は安全資産として人気を集めており、円安ドル高が続いている昨今においては、価格が上がり続けています。

金は、その他の投資商品と違って価値が0円になることがないと考えられているため、リスクを抑えて投資をしたいと考えている方にもおすすめです。

そんな金を売却するときは、タイミングや価格などに注意しなければなりません。

同時に、買取に出すお店も慎重に選ぶ必要があります。

1953年創業の「まるみや商店」では、プロの鑑定士が心を込めて鑑定を行い、根拠のある査定によって査定額を算出します。

また、当店は買取だけでなく、質にも対応していますので、利便性を重視している方にもおすすめです。

最短30分で査定額がわかる「LINE査定」も行っていますので、金の売却を検討している方は、ぜひご活用ください。