大阪天満ロンドのブログです。
おはようございます。質買取担当の弓削です。
連日猛暑が続いてますので本日はパールの取り扱いについてです。
日本ではダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、アレキサンドライトに
パールを加え6大宝石と呼ばれています。
パールの養殖技術は20世紀に入ってからの日本で誕生し、
いまではパールジュエリーは日本人にとって欠かせないものとなっております。
厚巻きで色が良く、顔が映るぐらいテリがあって、形も真円に近いものほど高品質になります。
しかし、パールは生物起源の宝石であるため、品質を長持ちさせるためには使用後には手入れをしてください。
手入れといっても難しくはありません。使用後に「拭く」ということを忘れなければテリは長続きします。
パールは酸によってくすみが出てテリが損なわれてしまう恐れがあります。人間の汗は弱酸性で出来ていますから
その汗を拭き取ってあげないと、パールが痛んでしまうというわけです。
パール磨きでテリを復活させることもできますが、できれば事前に防ぎたいですよね。
また桐箱に保管すれば、湿度を自然にコントロールしてくれるので急激な乾燥によるヒビ割れからパールを守ってくれます。
宝石は身に着けて使用することで初めて価値を発揮するものです。
真夏の冠婚葬祭に使用しても、きっちり手入れをしてあげれば長くその美しさを保つことができますよ。