ロレックスはなぜ高い?資産価値の高いモデルや高く売るコツを紹介!

2024/12/21

ロレックスは、世界を代表する高級時計ブランドです。

リセールバリューが非常に高いブランドでもあり、中には資産として所有している方もいます。

こう聞いて、

「腕時計なのになぜそんなに高いの?」

という疑問を持った方もたくさんいるでしょう。

そこでこの記事では、ロレックスが高い理由や資産価値の高いモデル、それから高く売るためのコツについて詳しく解説していきます。

ロレックスとは?

ロレックスは、1905年に誕生したブランドです。

当時、腕時計の性能が今では考えられないほど低かったのですが、それに目を付けた「ハンス・ウィルドフ氏」が、より実用的な時計を作り出そうとしたのが始まりです。

創業したばかりの頃は、腕時計の販売会社として活躍していましたが、徐々に製造へとシフトしていきます。

それからというもの、ロレックスは実用的で高性能な腕時計を作り続け、1910年にはクロノメーターの公式証明書を初めて取得しました。

1914年には、イギリスのキュー天文台からも認められ、1919年に腕時計の聖地であるスイスに拠点を移し、現在に至ります。

ロレックスが高い理由

では次に、ロレックスが高い理由について詳しく見ていきましょう。

品質にこだわっているから

ロレックスは、デザイン性だけでなく、実用性にこだわって腕時計の製造を行っています。

ロレックスの品質を証明する発明には、以下のようなものがあります。

オイスターケース(1926年)
金属の塊を繰り出して、ねじ込み式リューズと裏蓋を組み合わせた世界初の防水ケース。ドーバー海峡横断に成功した実績もある。

パーペチュアル(1931年)
ロレックスを代表する自動巻きムーブメントのベース。

デイトジャスト(1945年)
ロレックスの原点ともいえる最高品質モデル。現在でも圧倒的な人気を誇る。

このように、ロレックスはとにかく実用性と品質にこだわっているため、どのモデルも高額になっているのです。

ブランド自体に価値があるから

ロレックスは、数ある腕時計ブランドの中でも圧倒的なブランド力を誇ります。

腕時計のことをほとんど知らない方でも、ロレックスというブランド名は認知しているケースが多いです。

  • ロレックス=高級腕時計を製造しているメーカー

というイメージが根付いているため、新品、中古問わず高値で取引されているのです。

希少性が高いから

ロレックスが展開している腕時計は、機械で大量生産するのではなく、熟練の職人が手作りしています。

このようなことから、1つのモデルを作るのに相当な時間と手間がかかります。

また、機械で大量生産する場合に比べると流通数が少なくなるため、希少性が物凄く高いです。

つまり、需要に対して供給が追い付いていないということです。

このような点も、ロレックスが高値で取引されている理由の1つといえます。

定価が上がっているから

今紹介したように、ロレックスは流通数が少なく、近年では在庫不足に陥っています。

特に人気モデルは品薄が続いており、定価が上がり続けているのです。

中には、プレミア価格で取引されているモデルもあり、中古でありながら新品価格を上回るケースも珍しくありません。

安売りやセールを一切行わないから

ロレックスは、安売りやセールを一切行いません。

そもそも、ロレックスは人気が非常に高いため、セールや安売りをする必要が全くないのです。

「安く買うことができない」

ということも、ロレックスの価値が保たれている要因の1つといえるでしょう。

資産価値の高いロレックス11選

では次に、資産価値の高いロレックスの腕時計をいくつか紹介していきます。

デイトナ 116520

デイトナの116520は、2000年に登場したモデルです。

これまではヴァルジュー社製の手巻きムーブメントと、ゼニス社製の手巻きムーブメントを採用していましたが、116520は完全自社ムーブメントとなっています。

このようなことから、デイトナの中でもひと際特別感のあるモデルといえるのです。

現在、こちらのモデルは製造が終了しており、中古でしか購入できません。

新品で手に入らないということもあり、中古市場において高値で取引されています。

デイトナ 116500LN

デイトナの116500LNは、ロレックスの中でも特に人気が高いモデルです。

耐久性と精度に優れた自動巻きのクロノグラフ機能が搭載されており、モータースポーツなどでも活躍しています。

ベゼルにはセロクロムを採用しているため、傷や色褪せにも強いです。

特にホワイトが人気であり、査定額は200万円以上になることもあります。

このようなことから、116500LNは非常に資産性の高いモデルといえるのです。

デイトナ 6263

デイトナの6263は、1970年~1980年に製造された手巻きデイトナの最終モデルです。

初期モデルや個性的なモデルは中古市場でも特に人気であり、1000万円以上の値段になることもあります。

モデルによって人気度や買取価格に違いはあるものの、常に一定の需要と人気を維持しているため、高く売れやすいといえるでしょう。

エクスプローラー 1016

エクスプローラー1016は、1963年~1988年に製造されたモデルです。

非常にシンプルなデザインとなっているため、シーン問わず使えます。

また、シンプルでありながら重厚感や落ち着きをしっかりと引き出しているため、大人の魅力に拍車をかけてくれること間違いなしです。

そんな1016は、生産が終了した現在でも人気を集めており、300万円以上で取引されるケースも珍しくありません。

価格上昇率も安定しているため、リセールバリューを意識している方にもおすすめです。

エクスプローラー 214270

エクスプローラー214270は、探検家のために作られたモデルです。

険しい道のりにも耐えられるように、耐久性と視認性を重視しています。

また、暗闇でもすぐに時間を確認できるよう、針とインデックスには夜光塗料が塗られています。

中でも、39mmのケースサイズは使い勝手が良く、男女問わず人気です。

サブマリーナ 5512

サブマリーナ5512は、1959年~1977年に製造されたモデルであり、リューズガードが搭載されています。

中でも初期タイプは人気が高く、中古市場でも高値で取引されています。

状態が良いものは、500万円以上で取引されるケースもあるため、ロレックスの中でもかなり資産価値が高いモデルといえるでしょう。

オイスターパーペチュアル41 ターコイズ

オイスターペーパチュアル41のターコイズは、斬新な文字盤が特徴的なモデルです。

鮮やかな文字盤の魅力に惹かれる方が多く、定価以上の価格で取引されるケースも珍しくありません。

オイスターペーパチュアル自体はそこまで人気が高いシリーズではなかったのですが、

  • ターコイズ
  • イエロー
  • コーラルレッド

などが登場してからというもの、一気に注目度が上がり、現在においても一定の人気を保っています。

GMTマスターII 116710BLNR

GMTマスターⅡの116710BLNRは、近年需要が増加しているモデルです。

こちらのモデルは、社会情勢などの影響を受けることなく、常に高い価値を維持し続けています。

発売後、数回のマイナーチェンジを経て、2019年に生産が終了しています。

既に生産が終了しているという点も、人気度が高くなっている理由の1つといえるでしょう。

シードゥエラー 116600

シードゥエラーの116600は、資産として所有する方が多いモデルの1つです。

1220m防水など、ハイスペックな機能が搭載されているため、クオリティの部分でもずば抜けています。

また、生産期間はわずか3年であり、希少価値がかなり高いです。

このようなことから、中古市場においても高値で取引されています。

ヨットマスター 116622

ヨットマスター116622は、スポーツウォッチとして人気を集めています。

一般的なスポーツウォッチは、デザイン面よりも機能面を重視する傾向にあるのですが、こちらのモデルは機能面だけでなく、デザイン性にも優れているのです。

ゴールドやプラチナを採用した、セレブ層向けのモデルとなっているため、ゴージャスな腕時計を探している方におすすめです。

ただ、近年では若干相場が下がりつつありますので、お持ちの方はできるだけ早く査定に出した方が良いかもしれません。

ディープシー 116660

ディプシーの116660は、プロダイバー向けに開発されたモデルであり、驚異の防水性能を誇るモデルです。

最大水深3900mまで耐えられ、特殊なガス排出バルブも搭載しているため、本格的にダイビングを行っている方から絶大な人気を集めています。

文字盤はブラックですが、夜光塗料を塗っているため、インデックスと針が見やすくなっています。

ロレックスを高く売るコツ

では次に、ロレックスを高く売るコツについて詳しく見ていきましょう。

買取実績が豊富なお店を選ぶ

ロレックスを高く売るためには、買取実績が豊富なお店を選ぶことが大切です。

買取実績が豊富なお店には、ロレックスをはじめとする腕時計ブランドの知識と経験が豊富な査定士が在籍しているため、適切な価格を算出してもらえます。

また、中古品を売却する際にフリマアプリやオークションを使う方も多くいるでしょう。

たしかに、ものによっては買取店を使うよりも、フリマアプリやオークションを使った方が高く売れる場合もありますが、ロレックスは話が別です。

ロレックスが展開している腕時計はどれも高額であり、中古市場でも高値で取引されます。

相場を正しく理解していない状態で個人売買をすると、相場よりも安い価格で手放してしまう可能性が高くなるのです。

ロレックスをできるだけ高く売りたい方は、専門の買取店に依頼しましょう。

タイミングを見極める

ロレックスを高く売るためには、タイミングを見極めることが大切です。

先ほども解説したように、ロレックスの腕時計はどれも高値で取引されていますが、価格は常に変動しています。

場合によっては、一時的に相場下落するケースもあり、このようなタイミングで売却してしまうと、本来よりも価格が安くなってしまうのです。

モデル名を検索すれば、その時の中古相場を簡単に調べられますので、こまめに相場をチェックして売り時を見極めましょう。

より具体的な相場を知りたいという場合は、買取店で無料査定を受けてみるのがおすすめです。

綺麗な状態を保つ

ロレックスを高く売るためには、できるだけ綺麗な状態を保つことが大切です。

ロレックスに限った話ではありませんが、中古品の査定では、品物の状態を重点的にチェックします。

ホコリがついていたり、その他の汚れがついていたりすると、それだけで査定額が落ちてしまう可能性が高くなります。

ちょっとした汚れであれば、乾いた布でサッと拭くだけで落ちますので、査定までにお手入れをしておきましょう。

ただし、間違った方法でお手入れをすると、傷がついてしまったり、故障の原因になったりしますので、あくまでも無理のない範囲でお手入れするようにしてください。

付属品を揃える

ロレックスを購入した場合、

  • 保証書
  • 外箱
  • 説明書

などがついてきます。

できるだけ高く売りたい場合は、これらの付属品もまとめて査定に出しましょう。

中古市場では、付属品の有無が査定額に大きく影響します。

付属品が1つでも欠けると、査定額が落ちてしまう可能性が高くなりますので注意してください。

また、売却を前提にロレックスを購入する場合は、購入時についてきた付属品も大事に保管しておくことをおすすめします。

まとめ

ロレックスは、世界的に有名な腕時計ブランドです。

見た目はもちろんのこと、機能性にも優れており、定価が1000万円を超えるケースもあるため、ステータス性の高い腕時計ブランドとしても知られています。

そんなロレックスは、資産価値が高いことでも有名であり、中古市場では定価を超える価格で取引されているモデルもあるのです。

今回紹介したモデルは、特に高値で取引されやすいため、ロレックスの売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

また、ロレックスを高く売るためには、買取店選びが物凄く重要です。

「高価買取をしてくれる優良なお店に任せたい」

「実績のある買取店を選びたい」

という方は、ロレックス買取において圧倒的な実績を持つ「まるみや商店」までお気軽にご相談ください。